久しぶりに増田シェフの春巻きが食べたかったんですよね。
パリッと上がった春巻きの中から飛び出す濃厚な餡がねぇ、たまらないんですな。
ホーチミンでは食べられないので、はるばるハノイへ来たわけです。
この旨い春巻きが食べられるのは、西湖のほとりにあるペペラプールです。
ADDRESS: 22 Quảng Khánh, Quảng An, Tây Hồ, Hà Nội, Vietnam
2013年ごろにホーチミンにオレンジ橙というお店があったのですが、そこのシェフをやっていたのが増田さんです。
気の利いた中華とタパスで一杯やったりちょっとしたパーティをしたりするのにいいお店だったんですよね。
このブログで釣り仲間を募集して連絡とりあって、今も濃い付き合いのあるGUREさんや水面ちゃんと初めて会ったのも確かオレンジでした。
オレンジが無かったら今のVADもなかったかも?なんて考えると感慨深いです。
SNSも普及していなかったし情報が少なかったので、こんな感じで告知出しても集まった時代ですよね。
で、釣った魚を持ち込んでこんな風にいろいろと創作料理を作ってくれて楽しかったなぁ。
このクロホシマンジュウダイの塩焼きは、鉄腕Dash!でも取り上げられたり。
油淋アカメとか旨かったよなぁ。
別の日には、カルパッチョに始まりアクアパッツァ、アヒージョ、XO醤炒めなどわがまま聞いてもらいました。
この日も良かったですねぇ。
小さな魚ですが、骨まで食べられるように料理を考えてくれたりして。
オフ会、定例会、収穫祭と100倍速!釣り部の創生期に欠かせなかったオレンジですが、2014年だっけ?増田さんが抜けてハノイへ行ってしまったんですね。
タパスロス。春巻きロス。
で、増田さんがハノイでレストランを開業するまでのストーリーはこちらをお読みください。
最近の記事ならばこちら。
数年募った食欲を満たすために、土日の休みを利用してハノイへ行って来ました。
行程は、ホーチミン朝発、ペペでランチ、ホテルへチェックインして市内散策、ペペで夕食、翌朝市内散策してホテルチェックアウトしてペペでランチ、ホーチミンへ戻るというもの。
予約せずに行ったのですが、たまたま増田さんがオーダーを取りに現れ、嬉しいことに顔を覚えてくれていました。
ランチの担々麺。ゴマベースで様々な香りと味。笑顔になります。
ランチの麻婆豆腐、こっちも薬味のいい香り。麻も辣も辛みはあるけど優しい。ちゃんと主張するけど痛くない。
増田さんの人柄が味に出ているということかな?
夜はクラフトビールとワインとタパスを楽しみました。
まずは食べたかった春巻きよね。
Steamed tofu, beetroots & mushrooms
ゆず味噌と山椒のシュウマイ
ワインと中華が合うんですよね。
増田さんに聞くと、そういうワインを選んでいるとのことでした。
納得です。
料理もワインもね、ランチの時もそうでしたが、すべて優しい。
それぞれ特徴はあるけど、攻撃的じゃないんですね。
タパスだけでおなか一杯になっちゃいました。
デザートはチーズケーキをシェア。
これがまたね、笑顔を浮かべずにはいられな一品でした。
そして翌日のランチ。
鶏肉ときのこの炒め物。
ホーチミンでイタリアンはたくさん店があるのでペペでは中華ばかり選んでいたら、増田さんに「パスタ食べてませんよね?」って言われちゃいました。
で、妻はランチパスタをチョイス。
チキンときのこのクリームパスタ。
ああ、旨い。
そういえば、ホーチミンでクリームシチューがどうしても食べたくなったことがあって、人づてにオレンジで作ってくれるという話を聞き、電話を掛けてお願いして作ってもらったのが、増田さんとの出会いだったっけ。
味覚って記憶と強く結びついているもんですね。
GUREさんがタイから中国へ転勤になるとかでまた会いづらくなるとうタイミングだということもあって、いろいろな思い出がよみがえりました。
旅先で楽しいのも悩むのも食事です。
今回は、悩まずに楽しんだだけ。
いやいや、メニュー見てから悩みまくったかも。
どれを選んでも当たりなんでしょうけどね。
料理はおいしく、価格も手ごろで、スタッフが笑顔で迎えてくれるホスタピリティの非常に高いお店です。
また行きたい。
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ペペラプール
WEBサイト:https://www.pepelapoule.com/
TEL:+84 (0)24 62 91 26 41
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この店で働いている日本人スタッフのKIKIさんがベトナム語勉強のYoutubeチャンネルを持っているので一つ貼っておきます。
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