当初乗る予定だった船に今日出られるか聞いたが、国境警備隊に目を点けられたので難しいだろうという返事。
こそこそ釣りをするのもVAD的にも100倍速！的にも宜しくないのでこの線はあきらめる。
昨日乗った船も我々のしたい釣りをさせてくれないのでパス。
で、N山さんがやったように陸から攻めてみましょうか？ということになり、今日使ったタクシーを一日借りる契約を結んだわけです。
6時ごろ出発だったっけ？
もう明るい。
ベンダム港の向こうへ続く道路を進み、スジング検定の試験会場の一部を陸から攻めようとするが、道路工事中のため工事関係者以外は立ち入り禁止で入れない。
落ち込んだ心をコンダオ黒リスが和ませてくれる。
では次！
破産した？リゾートホテルの海岸が釣りに適しているとタクシードライバーが教えてくれて、入っていく。
おぉ、いい感じ。
岩が点在しているのが見え潮通しも良さそう。足場もそこそこ良いしようやくスジングできると期待してタックルを組み立てる。
一発で出そうな誰もいない海岸。
最初にキャストしたのはアルミ親父さん。
しかし、この岩場が半端なく滑るんですよね。
コケみたいなのが生えていてまったくグリップが効かない。
めちゃ怖い。
潮通しの良さそうな岩場の先端を恐る恐る進み竿を出す。
足場が高く、もし掛かったとしても取り込み出来ないし、滑るので下に降りることもできないショートロッドでのオカッパリには厳しいポイントでした。
それでもスジングの定番 So-Run Heavy Minnow90Sを投げてデジ巻きを繰り返す。
別の場所で釣っていたABUさんにヒット。
ハタを上げている。
素晴らしい。
やる気出て来たぁ！
とロッド振っていると、アンノーイと呼ばれたような？
振り返るとドライバーが戻ってこいと手振りをしている。
ドライバーの横には、ホテルの警備員らしきおじさんがいる。
あらら、やっぱり立ち入り禁止でしたか。
滑らないように注意しながら戻る。
途中の潮だまりでABUさんの釣ったハタとご対面。
とりあえず、ABUさんの写真撮影。
名前：ABU
釣行日：2020,6,2１
釣果③
魚種：モヨウハタ？これかと思われ
体長：２３ｃｍ
時刻：7:00
場所：コンダオ
えさ・ルアー カツイチゼロダン１４ｇ 4/0 プラス エコギアアクア熟成バグアンツ3.3インチ
ロッド：SMITH オフショアスティック リムパック70 OLP-S70ML/C4
リール：シマノストラディックSW4000XG
ライン：VARIVAS AVANI jigging x8 #1.5
リーダー：25Lb
一言：この釣りおもしれー！
ソフトルアー使うとは勉強の成果ですね。
モヨウハタというのはVAD初登場です。
ハタは種類が多くて調べるのが難儀なんですが、アルミ親父さんもABUさんも一生懸命調べてもらって助かってます。
ABUさんが魚を上げてこれから！という時に中断指令。
仕方なく移動。
街に戻る前に海岸へ降りられるところを見つけて偵察。
いい感じに見えるんですが、これらの岩がさっきと同様細かい苔が付いていて滑りまくるんですな。
命の危険を感じるほどです。全力で釣りをさせないという意志さえ感じます。
一度、ABUさんがツルッとやる場面があり、あとの3人全員が冷や汗をかきました。
見えない力をもつ何者かが警告しているのでしょうね。
凄い小さい魚のチェイスはあるんですが、潮が引きまくっていて浅すぎて今一つやなぁと諦めかけていると、水面ちゃんが何か釣り上げる。
氏名：水面ちゃん
釣行日：2020/06/21
釣果①
魚種：不明
体長：18cm
時刻：7:43
場所：コンダオ
ルアー：IronHead
ロッド：Jet Setter 71s
リール：13'Certate 2510PE-H
ライン：Power Pro Z #0.8
リーダー：Queenstar #7
足場は悪いし、水位は低いしで釣りにならないので、昨日の船に乗り込んだ堤防へ行くのが一番固いのではないか？ということになり港へ行くことに。
港へ行くまえにホテルでタックルを取り、せっかくなのでコンダオ名物？のバンカン カニとか全部のせを食べて、釣具屋件コンビニへ寄り、ジュースなど買い足して堤防へ到着。
ようやく釣りが出来る。
堤防での釣りでのんびりビールでも飲みながらやればいいや。
いやぁ、これはこれで楽しみ。
荷物を車から降ろしているところへ航空チケットをお願いした代理店から電話がかかってくる。
「今日の午後のホーチミン往きの便がキャンセルになりました。今晩のホテルは中くらいのホテルをベトナム航空が用意します。それが嫌ならすぐに空港へ行ってキャンセル待ちしてください。どうしますか？」
「、、、、、、、。」
急きょ、メンバーにその旨を伝える。
全員、釣りを止めてすぐに空港へ行こうということに。
代理店に電話を掛けてすぐに空港へ向かう旨を伝える。
やはり、何か見えない力が全力で我々に釣りをさせないようにしていますよね。
ホテルへ行き、事情を説明してシャワー浴びてチェックアウト。
貸切にしていたタクシーに空港まで送ってもらい精算すると半日だったのでと大幅に負けてくれる。
ありがたい。
次も使いますわ。
空港のチケットカウンターでキャンセル待ちリストに名前を書いてチケット代理店に電話を掛けてプッシュしてもらうとすぐに乗れることになる。
チケット代理店がすごいのか、見えない力が力ずくで我々をコンダオ島から排除しようとしているのか？
飛行機は無事飛び立ち、もうすぐホーチミンかと思うけど何かUターンしたよ？
あれ？
見える景色が反対だよ。
ほぇ？
帰りはたいがいカンヨーの方へ行くのに今日はベンチェーあたりですよ。
また回頭しましたよ。
天候が悪くホーチミンにアプローチできないみたい。
コンダオは我々を排除し、まさかホーチミンも我々を排除しようとしているのか？
この力は何！？
結局2時間以上かかって無事着陸。
ホッとしました。
無事帰るまでが旅ですよね。
無事帰るのが旅の最大のミッションですよね。
魚をみんなで分けてタクシーでそれぞれの家へ向かいました。
今回持ち帰った魚はこの通り。
ユメウメイロ、タテフエダイ、ヒトスジタマガシラ。
海の神様に嫌われないように、大事に戴くことにします。
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