メンバーは、前回と同じくアルミ親父さん、ABUさん、水面ちゃん、私の4名。
数日前から頭の中の7割くらいはコンダオ釣行。
ルアー、フック、タックルなどなど各自、今度こそ検定合格するべく準備に懸念がなかったはず。
心配は風。
WINDYで見ると7-8m/sの風があるみたい。
雨も降るみたいで、海に出られるか?海に出て釣りになるか?という懸念もありながらの出発。
TSN空港では雨がパラパラ。
雲のかかった空へ離陸してコンダオ上空に達したところで外の景色が見えてきました。
白い波が見えない。
とりあえず海に出られそうですね。
ほっとしました。
空も心もち明るいところが見えるし。
空港の吹流しはちょっとお尻を上げている程度です。
荷物を受け取り車に乗りホテルで荷物を降ろして市場へ行き氷とエサ用のイカを買って、ジュースと水を買って港へ向かう。
港についてすぐに予約していた船が来る。
荷物を降ろして、さぁ出発といったところで、問題発生。
国境警備隊(Bien Phong)からストップがかかったらしい。
船長はちょっと待てと言って交渉してくれるが無理みたい。
船長はさらに警備隊の知り合いにお願いするがこれも無理だったよう。
申し訳なさそうに無理だと私に告げる。
で、理由を尋ねると要を得ない。
「海が荒れていて、今日は出てはいけない」
「沖のレストランまでの渡しならいいが、港の外に出るのはダメ」
「湾内で釣りするのならいいの?」と質問するとそれはダメらしい。
何だそら?
国防関係かな?
ベトナムでは国防上の理由から外国人が立ち入りを制限されている地域があります。
いろいろ船長に聞いてもよく分からず、はっきりわかるのは今日はこの港から船で出られないことだけ。
帰ろうとしていたタクシーを呼び止める。
ホテルのオーナーに連絡して今日出られる船を知っているか調べてもらう。
数分待つと船が見つかったのでとりあえずホテルへ戻ってきて話が出来るか?ということで
荷物をタクシーに積み込んでホテルへ向かう。
タクシーの運転手が陸から多分釣りが出来るサンゴ礁があるところを何カ所か知っているが行くか?行くか?と聞いてくるが、釣りできるの?と聞くと「たぶんできる」と心もとない返事。
ホテルで話聞いてダメだった時のオプションですわな。
ホテルへ行き、オーナーと話をすると最近、ベンダム港の渡し船に旅行者が多く乗っており旅客ライセンスがないので取り締まりを強化しているところだと教えてくれる。
なるほどね。
で、オーナーは予約してくれた船はライセンスがあるらしいが、パスポートのコピーを持って行って登録しないといけないらしい。
近くのコピー屋へ行く。
しかしコピー機はなく、スキャナーで読んでインクジェットプリンターで印刷するというちょっと珍しい店でした。
それからホテルのオーナーが国境警備隊の詰所に行って手続きしてくれ、そこから港へ移動。
しばらくすると船長がやってきてザル船でタックルを船に運び、我々はもう一つの堤防から乗るのでそこまで歩けと言う指示。
いろいろ段取りややこしいですが、郷に入れば郷に従えでおとなしく従って歩きます。
とりあえず海に出て釣りが出来ることになったのでテンション上がってます。
船に乗り込んで、タックル準備を始めます。
やはりこの瞬間が一番テンション上がるかな。
すでに9時35分。
ま、それでも釣りが出来るようになっただけいいわ。
街沿いに北へ向かって30分ほど走って最初のポイントへ到着。
ココは、数年前GUREさんと二人で小物釣りをたポイントじゃないかな?
サビキにイカ餌を付けて落とすと一発でアタリ。
ウメイロ。(ウメイロモドキかもしれませんがウメイロで統一します。)
氏名:Ash
釣行日:6月20日
釣果②
魚種:ユメウメイロ
体長:32.6㎝
時刻:10時9分
場所:コンダオ島沖
えさ・ルアー:イカ切り身
ロッド:アブガルシア ソルティステージ ボートシーバス SBS-632ML-KR
リール:PENN バトルII 3000
ライン:Sufix 832 1.5号
リーダー:バリバス オーシャンレコード35LB
一言:良型のウメイロ
落とせば当たります。
小さいウメイロが釣れたので船長にこれで泳がせしてデカい魚釣れる?と聞くと
「その魚ではダメだ」と言われて断念。
アジとか釣れれば泳がせ出来るのにね。
ABUさんにも良い型が来た!
よお引いてます。
氏名:ABU
釣行日:2020,6,20
釣果②
魚種:ハマフエフキ(タマン)
体長:37cm
時刻:10:30
場所:コンダオ
えさ・ルアー:イカ切り身
ロッド:SMITH オフショアスティック リムパック70 OLP-S70ML/C4
リール:シマノストラディックSW4000XG
ライン:VARIVAS AVANI jigging x8 #1.5
リーダー:25Lb
一言:引き楽しめました
水面ちゃんもいろいろと釣ります。釣果登録は20匹ほど届いていますが、1匹だけ紹介させていただきます。
氏名:水面ちゃん
釣行日:2020/06/20
釣果③
魚種:タテフエダイ
体長:21cm
時刻:11:53
場所:コンダオ
ルアー:ウキウキ波止めシリーズ Model:634
ロッド:CRXJ-B662ULTR/ST
リール:Battle Field 黒鯛 BK80NR
ライン:弾丸ブレイド #0.8
リーダー:GANOA Absolute #4
で、次にアルミ親父さん。
氏名:アルミ親父
釣行日:6月20日
釣果⑦
魚種:スパニッシュフラッグスナッパー?
体長:21㎝
時刻:12時20分
場所:コンダオ島
えさ・ルアー:いか
ロッド:T-RUX(2019年VAD景品)
リール:クラド
ライン:PE0.8号
リーダー:バリバス20ポンド
一言:カッコいい名前きた~
うわーい♪カッコイイ~。
で、今日一番の珍魚。
うわぁ、派手なヤツ来た~
釣果⑧
魚種:ソウシハギ
体長:54cm
時刻:15時20分
場所:コンダオ島
えさ・ルアー:いか
ロッド:T-RUX(2019年VAD景品)
リール:クラド
ライン:PE0.8号
リーダー:バリバス20ポンド
一言:ビビりながら食べました。まだ生きてるよ~
釣り上げるなりABUさんが「これ毒あって食べたらアカンソウシハギちゃいますのん?」
私が船長に「これ食べれるの?毒魚じゃない?」と聞くと「食べれる。美味しいよ」だって。
とりあえずクーラーへ入れる。
こんな感じで4時ごろまで釣りして釣果はこの通り。
朝乗り込んだ突堤まで送ってもらって終了。
希望していた釣りとは違ったけど、とりあえず釣りさせてくれてありがとうございました。
魚の入った発泡箱とクーラー、釣り具など持って長い長い突堤を歩いて道路まで出てタクシーに来てもらいました。
帰り路で夕食に使う予定のシーフードレストランへ寄ってソウシハギの料理をお願いする。
ホテルでシャワーを浴びてから夕食に訪れると
で、食べて大丈夫なのか?
とググってみると「食べるな!」とか過激な見出しが並ぶのですが、
こちらを見ると内臓に毒があるから内臓は食べてはダメと書かれていました。
店もこの魚は珍しくないようでわかっているでしょう。
唐揚げとスープ。
みんなでどの部位か内臓などが付いていないか注意しながら食べました。
とくに命の危険を冒してまで食べるほどの美味さではないかな?
一日目終了。
スジング検定?
第二回スジング検定は、やむを得ない事情により延期となりました。
次回開催日は未定です。
ベトナムでは国境警備隊にダメ出しされることが結構ありますが、これも一要素として認識しておく必要はありますね。
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