釣りブログにもかかわらず2月7日の投稿の閲覧が多かったりします。
ちょっと情報更新しておきます。
ベトナムは日本からの入国を拒否しているか?
ネットで下のような見出しの少し前のめりな記事を見つけたので、ちょっと現地の情報でも書いておこうと思います。まず、上記の「日本・イタリアなどからの入国を拒否」ですが、2月27日現在、そのような事実はありません。
本日、日本からも入国した友人がいます。
信頼のおける情報源としては、在外公館が現地の情報を頻繁に更新しているのでそちらを見るべきでしょう。
日本からの入国拒否に関しては、在ホーチミン日本国総領事館のウェブサイトの2月26日掲載の「ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(続報)」のページに明記されています。
関連部分を引用します。
######### ここから引用 ########
2 日本を対象とした措置
2月25日,フック首相は,「COVID-19予防促進に関する首相指示(第10号)」を発出しました。この中で,「韓国,日本,イタリア,イランをはじめとする世界各国ではCOVID-19の感染拡大が予測不可能かつ複雑に推移している。」と指摘し,感染地域からの入国者に対する一時的な入国禁止措置等,現在ベトナムが取っている感染予防措置を発生国に対して早急に通知するよう指示しましたが,26日午前現在,日本人や日本からの渡航者が入国制限措置等の対象になったとの情報には接していません。
######## ここまで引用 ########
(https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000507.html より引用)
まずは在外公館の情報をチェックしましょう
在ホーチミン日本国総領事館のサイトに「新型コロナウイルス感染症をめぐる諸動向」というページが公開されており、
1.当館発信情報(2020年2月以降)
2.最新の感染者数
3.ベトナム政府による入国制限
4.感染防止に向けた勧告等
5. 日本に住むベトナムの皆様へ
という項目で分かりやすくまとめられています。
5の”日本に住むベトナムの皆様へ”というのが嬉しいですね。ベトナムから遠い異国の日本へ行ったべトナム人への想いが伝わってきます。
ホーチミンの総領事館のほかに、在ベトナム日本国大使館のWEBサイトも参考になります。管轄地域が違うからか、情報の量に差がある部分も見られますので、両方のWEBサイトに目を通しておくほうが良さそうです。
大使館のサイトには、2月27日付けの「ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(続報)」が掲載されており、ベトナム政府の検疫強化策など詳細に書かれています。
海外安全情報の自動入手
・スマホに”外務省 海外安全アプリ 2019”をインストールしておくと、新しい情報が出ると配信されます。・在住者の方は在留届を、旅行者の方は旅レジへの登録をしておくと、メールで最新情報のお知らせが届きます。どちらの登録もココからオンラインで可能です。
ベトナム政府からの情報
日本語のサイトで見た情報の裏を取る場合、ベトナムの政府系のWEBサイトから情報の記載がないか調べてみるとよいでしょう。・ベトナムの保健省(Bộ Y Tế) (MOH Ministry Of Health)のWEBサイトポータル
・同省のCOVID-19最新情報ページ。
どちらもベトナム語です。
Viet Namと書かれたプルダウンをクリックすると各省ごとの情報が表示されます。
左から
Số ca nhiễm;感染者数
Tử vong;死亡者数
Nghi nhiễm;感染疑い者数
Bình phục;回復者数
Số ca âm tính;陰性者数
となります。
・ホットライン(Đường dây nóng);19009095 / 19003228
・べトナム出入国管理局のWEBサイト
COVID-19の流行地域の居住者および訪問者に対するe-VISAの発給を一時的に停止しています。
・Sức khỏe Việt Nam アプリ;スッコエーべトナムというCovid-19関連情報が入手できるアプリです。
すべてベトナム語なので少し手ごわいですが、翻訳アプリ使うなりスタッフさんに翻訳してもらうなりしてください。
アパートやオフィスビルの感染防止策実施状況
私が住んでいるアパートのエレベータの呼び出しボタンの上には、注意書きが貼ってあります。
アップして、
”公共のものに触るためにティッシュや、柔らかい布、ゴム手袋など自分の道具を使ってください。”と書かれており、直接触ることに注意喚起しています。
乗る人を見ているとバイクのキーなどでボタンを押している人が多いようです。
で、その横には、アルコール消毒スプレーが置かれています。
素手でボタン触った後には、このスプレーでシュッ!です。
エレベーター内は、デジタルサイネージで広告の合間にCovid-19対策を表示しています。
他にも、イラストを使った感染予防策の貼紙。
かわいいイラストでお子様にもいいかも。
こちらから見ることが出来ます。(https://www.facebook.com/pg/LivinPMH/photos/?ref=page_internal)
1区にあるオフィスビルでもデジタルサイネージ。
さらに、アルコール消毒ジェル。
ボタンを押した後にすぐにジェルを手に取ることが出来るなかなか考えられた位置です。
マスクをしている人が一般的ですが、街の薬局では売り切れ続出です。
アルコール消毒ジェルやスプレーは比較的簡単に買えるようになってきました。
ベトナムに出発する前に訪問先に十分な確認が必要です。
その他、・ゴルフ場、工場などでも外国人の入場制限が行われているところもあると聞きました。
・知人の会社では日本人のテト以降の渡航歴などをまとめて提出するように公安から要求があったそうです。
・中国人、韓国人、日本人を拒否する施設もあるようです。
日本からベトナムへ来る予定の方は、今後、入国を拒否される可能性、入国したものの訪問予定先に拒否される可能性があります。渡越前に十分な確認をされることをお勧めします。
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