タフネスベイトリールとして使っていたアブガルシアのビッグシューターコンパクト(以下ビシコン)のメンテナンスを久しぶりにすることに。
右巻きです。
左側のパームサイドプレートを外すためにカムロックスクリューを外します。
マイナスドライバーで外そうと力を入れると、
ネジの軸が折れました。
これでは、パームサイドプレートをロックしているネジが外れず左側のパームサイドプレートを開けることが出来ません。
この水平の棒が折れたネジです。コイツをペンチで挟んで回そうとしますが、滑るだけで一向に回りません。
このネジを回すことが出来れば、ロック解除できるはずです。
どうやってこの軸を回すか考えて行きついたのが、コイツ。
ロッキングプライヤ。メーカーは安心のKTCです。
手ごろな価格で信頼の品質、自転車整備していたころからのお付き合いです。
ガッチリと掴んでロック。
回してみると、少しずつですが回り始めました。
やった!
ある程度回すと軽くなったので普通のペンチで回してくるくる回るようになりました。
パームサイドプレートを外そうと上にずらしてみるが、これっぽっちも動かない。
あれ?なんで?
軸を外して見てみる。
折れた部分、細くなっていたんですね。
で、もう一方の頭(左側)なんですが、こんなんでいいのかな?
分解図をみるとこんな感じ。
先っちょの段差部分が無いような。
しかし、そういうと右側の頭付近の軸の細くなっている部分は図面では描かれていないし、それほど精密な描写ではないのかな?
軸を見てみると
これは頭側ですね。折れてます。
で反対側。
ガーン!
こっちも折れてるよ。
というわけで、ロックのネジが外れていないようです。
パームサイドプレートは開かなくなりましたね。
すでにゴミか?
ギアとかドラグとかそんなとこじゃなくて、こんなビス一本の不具合だけで使えなくなるって悲しい。
折れたカムロックスクリューは200円で大したことないですが、現状のリールを開けようとするとサイドプレートを割らないと無理そうです。
このサイドプレートが3200円もするんですよね。
サイドプレートが割れて交換で3200円なら納得ですが、ネジ外れないからわざわざサイドプレートを割ってさらに3200円出費というのは、気が進みません。
何か開ける方法あるのかな?
ちなみにアブガルシアのパーツリストはこちらからダウンロードできます。
というわけで、ビシコン 退院予定のない入院に入りました。
久々のティモールツーリング
4 日前
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