”スジング”
それは昨年、突如ゲームカテゴリーとして登場したコンダオ島のスジアラゲームの呼び名です。
昨年の11月以降、常に風などを見ていたのですが乾期は風が強く、テトが明けてからは新型コロナの影響で観光客立ち入り禁止措置などが取られてなかなか行けなかったのですが、ようやく都合がついてまぁまぁ潮が良い週末に行って来ました。
メンバーは、昨年のスジングスタートアップメンバーのアルミ親父さんとABUさん、そして、水面ちゃんと私の4名。
ABUさんもアルミ親父さんも私もスジング用にロッドを新調する気合の入れようです。
僅か2時間ほどで3人で4匹のスジアラのほか、タテフエダイ、クサビベラなども釣れたことから考えて、今回は、8時間で4名なので単純計算で20匹は釣れますわな。

てな訳で、第一回スジング検定開催です。
合格レベル:キャスティングでスジアラ狙い撃ち(3尾以上)

とか何とか考えているうちに飛行機はオンタイムでコンダオに到着。
風もなく海は凪いでいるようで、足場が安定してキャスティングしやすそうです。
ホテルが用意した車で街へ移動しチェックインして部屋には入らずに荷物をちょっと降ろして市場で買い物して港へ。

船2杯も待機していて時間ロスなし。
ここほんまにべトナムか!?ってほどの時間厳守。

アルミ親父さんとABUさんが1杯、私と水面ちゃんが1杯に乗って出航。
船長にハタ狙いのキャスティングなので岸沿いを回ってほしい、でナブラが出た時にはそっちも行ってみたいと告げてスジングポイントへ向かう。

前回のアタリルアーのStorm So Run Heavy Minnow 90をセットしてキャスト開始。
水面ちゃんに前回のヒットポイントなど説明しながらキャストを続ける。

前回はデジ巻き3回でストップの繰り返しで10投すれば1回は反応がある感じ。

グリグリグリ、グリグリグリ、グリグリグリ。
グリグリグリ、グリグリグリ、グリグリグリ。
出ない。
っかしいなぁ。
ココは今日は居ないのか、まぁどんどん流していけば良いわ。と考えて深く考えず続ける。
沖合いの行ったことがない島へ向かう途中で鳥山とナブラ。ジグをキャストして水面直下引いてくると何かがヒット。
良い引き。
何かなと期待しながらファイトしているとジャンプ。
1m位あるダツ。
ダツかいな、一気にテンション下がってやや強引にファイトするとすっぽ抜けてバラシ。
フックが伸びていました。

ナブラ打ち終わってキャスティング続行するもアタリがない。
船長が底を攻められないか?ココは底でハタがいるポイントだとアドバイス。
船長もあまりに我々が釣らないから不安なんでしょうね。

ライトなタックルに自作のタイラバを付けて落とす。
底が取れた瞬間に竿がギュッとしなりヒット。
リールを巻いている途中、横でジグを落とし込んだ水面ちゃんにもヒット。
特に大きな魚でもなく巻いてくると普通に上がってくる。
上がってきたのは、ボウズ逃れさせてくれる仲間の一つ、ヤミハタでした。


氏名:Ash
釣行日:2020/5/30
釣果①
魚種:ヤミハタ
体長:19㎝
時刻:10時18分
場所:コンダオ島
えさ・ルアー:自作タイラバ 45g
ロッド:アブガルシア ソルティステージボートシーバス SBS-632ML-KR
リール:PENN バトルII 3000
ライン:Sufix Pro8 1.5号
リーダー:VARIVAS OCEAN RECORD 35LB
一言:とりあえず、釣れた。嬉しい。

で、水面ちゃんも同じ魚。
氏名:水面ちゃん
釣行日:2020/05/30
釣果①
魚種:ヤミハタ
体長:16cm
時刻:10:18
場所:コンダオ
ルアー:BRAID T-Hunter 18g
ロッド:CRXJ-B662ULTR/ST
リール:Battle Field 黒鯛 BK80NR
ライン:弾丸ブレイド #0.8
リーダー:GANOA Absolute #4

それから島周りを狙うけど反応なく、朝のポイントへ戻ることに。
もどっていくと、アルミ親父さんとアブさんの船がいたので近づいていく。
あれ?
船長も混ざって3人でエサ釣りしてるやん。
ウメイロ釣ってる場合?

ちょっと岸から離れたところだったので、ジグを落としてみることにする。
40gのジグにアシスト付けて落として底を取りしゃくっているとアタリ?
ん?来たかな?と思った瞬間にさらにグイッと引き込まれフッキング。
来たよー。
そこそこいい引きだわ。
根から離してゆっくり巻き上げてくると魚体が見えて来て、ハタです。
何ハタかな?
水面まで上がってきた魚体は、
ス・ジ・ア・ラ・♪
っしゃぁ。
船長が喜んでタモ入れしてくれる。


氏名:Ash
釣行日:2020/5/30
釣果②
魚種:スジアラ
体長:38㎝
時刻:11時46分
場所:コンダオ島
えさ・ルアー:PROHUNTER AGUAS 40g、PROHUNTER WORM TAIL ASSIST HOOK
ロッド:アブガルシア ソルティステージボートシーバス SBS-632ML-KR
リール:PENN バトルII 3000
ライン:Sufix Pro8 1.5号
リーダー:VARIVAS OCEAN RECORD 35LB
一言:ジギングやけど本命ゲット。

それからのちにGT島(仮名)と命名される島へ向かう。
鳥山が立っていて結構アツい感じ。
船足がそれなりなので昼寝タイム。
日差しが痛い。
エンジンの音が小さくなり釣り場到着を知る。
ナブラが立って鳥が急降下を繰り返しているところをめがけて遠投の効くジグを投げる。
何度かバイトはあるもののフッキングまで持ち込めない。
追ってくるのが見えたり、しばしキャスティングを忘れてナブラ打ち。
あーたのしい。

アルミ親父さんの船で何か釣れたようでガッツポーズしている。
アブさんも釣っている。
いいなぁ。

しばらく打つとナブラが消えてしまう。
岸打ちに戻り投げていると水面ちゃんにヒット。
ルアーで釣れるんですな。ま、サビキで釣れるから釣れるか。

氏名:水面ちゃん
釣行日:2020/05/30
釣果②
魚種:ウメイロ
体長:30cm
時刻:13:27
場所:コンダオ
ルアー:五目Koika 20g
ロッド:EP-73S
リール:10'SALTIGA 4000H
ライン:ULTRA CASTMAN Fulldrag #3
リーダー:CASTMAN Absorder 70lb

その後、水面ちゃんが立て続けに、
氏名:水面ちゃん
釣行日:2020/05/30
釣果③
魚種:ムロアジ
体長:19cm
時刻:13:41
場所:コンダオ
ルアー:五目Koika 20g
ロッド:EP-73S
リール:10'SALTIGA 4000H
ライン:ULTRA CASTMAN Fulldrag #3
リーダー:CASTMAN Absorder 70lb

この後、同じようなサイズのムロアジを4匹追加。

釣り方教えてもらって私も挑戦。
一度バイトがあり、その後もう一度バイト。これはフッキングできて船べりまで来たけどタモ準備している間に口が切れて逃げてしまいました。
側面に一本光る線がある青物っぽい魚でした。なんだろ?

そろそろ、初心に帰り岸打ちに戻ることにしてコンダオ本島の岸沿いに港方面へ流してもらう。

前回、あれだけ出たスジアラがなぜでないのか?
ソーランヘビーミノーってこんなに暴れていたか?
など考えていると、やはりレンジが合っていないんではないか?と。
もっと珊瑚ギリギリレンジを引いて見ようかと考え、手持ちのシンペン フラペンに交換。
船の近くで沈下速度を見てリトリーブしてみて遊泳深度を保てる大体の速度を把握したのち、キャスト開始。
バタバタ動くこのルアーを竿を立て気味にゆっくり巻いてみる。
とりあえずただ巻き。
数投するとアタリが出てロッドが絞り込まれる。
即座に合わせてリーリング。
赤い魚が見える。
船長にタモ入れしてもらい、ようやくキャスティングでハタ一本確保。
やった。
氏名:Ash
釣行日:2020/5/30
釣果③
魚種:アカハタ
体長:27.6㎝
時刻:15時22分
場所:コンダオ島
えさ・ルアー:フラペン 115㎜38g コットンキャンディー
ロッド:メジャークラフト 3代目クロステージ 岸タコ CRX-S702H/Taco
リール:PENN スピンフィッシャーVI 4500
ライン:Sufix Pro8 1.5号
リーダー:VARIVAS OCEAN RECORD 35LB
一言:キャスティングでハタヒット。丸々太っておいしそう。

スジアラとは違うもののハタが出た。
レンジですな。
フラペン投げ続けていると根掛かり。
浅いところだったんだけど、船回してもらっている間にラインが切れてしまう。

考え方は分かったので、So Run Heavy Minnow 90Sに切り替えて、速度調整とポーズでのレンジキープを心掛けて攻める。
繰り返していると、ヒット。
ゴリ巻で上げてくると何か小さいぞ。
ヤミハタ。
小さいのですぐにリリース。
でも、間違えてない!と教えてくれる大事な魚です。

朝一番で攻めたリーフでまたしてもヒット。
またヤミハタ。

間違えてないわ。
投げ続けると、またヒット。

氏名:Ash
釣行日:2020/5/30
釣果④
魚種:アカハタ
体長:26㎝
時刻:16時46分
場所:コンダオ島
えさ・ルアー:So Run Heavy Minnow 90S
ロッド:メジャークラフト 3代目クロステージ 岸タコ CRX-S702H/Taco
リール:PENN スピンフィッシャーVI 4500
ライン:Sufix Pro8 1.5号
リーダー:VARIVAS OCEAN RECORD 35LB
一言:パターンを掴んだと言っていいのかな。

島周りを一周しながら時間いっぱいまで楽しんで終了。

港に着いてから僚船の釣果を見せてもらう。
アブさんの釣果からピックアップ。
氏名:アブさん
釣行日:2020,5,30
魚種:ツムブリ
時刻:13:43
場所:コンダオ
えさ・ルアー:ダイワショアラインシャイナー95F
ロッド:SMITH オフショアスティック リムパック70 OLP-S70ML/C4
リール:シマノストラディックSW4000XG
ライン:VARIVAS AVANI jigging x8 #1.5
リーダー:25Lb
一言:船べりで食った

ツムブリってVAD初登場じゃないかな?
しかも、この日のために新調したロッドの入魂出来ましたし良かったです。

つづいて、アルミ親父さん。
ガッツポーズは何の魚?
氏名:アルミ親父
釣行日:5月30日
釣果②
魚種:スジアラ
体長:29㎝
時刻:14時30分
場所:コンダオ島
えさ・ルアー:So-Run11センチ
ロッド:ワールドモンスター
リール:ルビアス3012H
ライン:PE2号
リーダー:バリバス60ポンド
一言:前回のリベンジ達成!でも小させ~

おぉ、スジングでようやく釣れたんですね。(涙)
新調したロッドも入魂出来たようで何よりです。

あと、
氏名:アルミ親父
釣行日:5月30日
釣果①
魚種:メッキ
体長:48センチ
時刻:14時00
場所:コンダオ島
えさ・ルアー:So-Run11cm
ロッド:ワールドモンスター
リール:ルビアス3012H
ライン:PE2号
リーダー:バリバス60ポンド
一言:予告通り、アジの初釣果登録いただきま~す。

アジじゃなくて、ヒラアジね。
文句なしの初釣果登録です。
これがガッツポーズだったんですね。
アルミ親父さんとアブさんの乗った船の釣りの模様は、こちら

水面ちゃんは、今晩は大反省会と言ってる。
でも、水面ちゃんはタイムリミットぎりぎり前に釣るのがいつものパターンなので明日釣るでしょう。

スジング検定は、誰一人合格レベルに到達せず。

ホテルに戻り、近くのレストランで食事。
今日の結果報告、釣り方など情報交換後、それぞれの船で明日の作戦立案。

最近利用するこのレストラン、ほぼ全部美味い。
 貝柱とへちまの炒め物。
 ゲウヌーンモーハン。貝の火の通し方が絶妙。
 イカの素揚げ。
白飯必須。サワラの壺煮

TUAN BIEN TUAN BIEN RESTAURANT

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