フーイエン ジギング 9月8日

ベトナム人のフェイスブック見ていると、サイズの良いカンパチやサワラが上がっている。どうやらベトナム中部のフーイェン省らしい。
ミンタンタックルの親父さんに釣り船を教えてもらい連絡する。2番目にオススメの船長が空いており予約したのがコモド遠征前。コモド遠征中に他の客が入ったから少し小さな船になると連絡がある。わざとダブルブッキングしておいて、金になるほうを優先する。ベトナミックですな！

で、海外遠征の翌週に国内遠征。メンバーはライトさん、アルミ親父さん、Laubeさんに私の4名。金曜日の晩に寝台列車でTuyHoaへ向かい土曜日1日釣りして夜に再び列車に乗って日曜日の朝、サイゴン到着というスケジュール。

寝台列車に乗り込む。

数年前に比べるときれいになっている。LED照明にUSBコンセント付き。

クーラーはめちゃ効くし、頭のところにちょうど風が当たってやな感じ。

ガタガタ揺れるのは相変わらずで線路のせいでしょう。

寝たり目覚めたりしながらニャチャンを通り過ぎる。

懐かしいバンニン、ブンローを抜けトゥイホアへ着いたのは6時半。そこから7人乗りタクシーで港へ向かい船長と待ち合わせる。

港で船長と対面し船に案内してもらう。

ブンローの外側の岬の辺りから流し始める。
漁探には根も魚も反応無し。
全員ガチでジグだと思ってたら約1名が餌釣りするってイカ切ってるし。

まぁ魚を釣ってくれた方がテンション上がるし作戦練るのにも役立ちますからちょうど良いかも。

期待に胸高鳴らせてジグ投入。
底とってしゃくります。

ライトさんはハイピッチ、Laubeさんはスローピッチ、私はどっちも混ぜながらしゃくります。
リー即ツモを期待していたであろうアルミ親父さんの餌にも当たりがなく流れ。
場所取り直して2局目も流れ。
えーと、魚いるんすかね？

釣れない時に顔を出すこの猜疑心こそが釣れない大要因の一つ。
しゃくってもしゃくっても反応一つなく、ジグサビキなんぞを着けてしまったり迷走。

しかし、ジグサビキでも釣れない。

アルミ親父さんにようやくヒット。

釣れたのは、

オオモンハタ、9時24分。

ジギングしている私、ライトさん、Laubeさんの3人には何にもなし。

魚探には何にも写ってないしテンション上がりません。

で、昼休憩になり、波の静かな岸近くのワンドに行って船長がアンカー入れる。

サビキにエサ付けて投げてみると一投目からアタリ。

巻き上げるとオキエソでした。

手がねちゃねちゃになって仕掛けはくちゅくちゅになっただけ。

何投かしてみたけどエソ以外に釣れず終了。

で、昼飯。

炊きたてご飯、揚げたカツオのトマトソース和え、カツオのスープ。

透明な海の上で食べる飯は、

いやぁ、レベル（難易度）高い飯でした。

飯カッチカチ、スープ掛けてもほぐれないほどのカッチカチ。

船長も「めしかたー」って。

朝釣れていないのと、飯炊けるまでの待ち時間、飯の硬さ、船の遅さ、納竿時刻が迫ってくることなどからこの飯移動はプレッシャーが高まっただけでした。

で、午後はサワラポイントらしい。

トントントントンと走っていく。時間かかるので結局昼寝タイム。

でサワラポイント到着。

ジグる。

アルミ親父さんは相変わらずエサ釣り。

魚探を見ると起伏があり、根掛かりもするようになる。

魚いるよね。

で、ポツポツとアルミ親父さんがハタを上げていく。

一方ジギングは、ライトさんがハイピッチでジャークしているとグンと竿が抑え込まれる。ライトさんがアワセを入れて乗ったか？と思ったのですがフッキングせず。

上げてみると歯形がくっきりついていました。

これで一気にやる気が出てきます。

私はスローな感じで攻めていきます。

底から10シャクリ目くらいで一回明らかな違和感があったもののバイトに至らず。

どうせ今日の5時までなので、頑張ってしゃくり続ける。

光明さんが根掛かり＆ライントラブルを起こしているのを見ながら、

ほわーん、ほわーんとしゃくっていると、いきなりドラグが

ジーーーーーーーーーーーーーーーーー

となり、うわ！来たわ！と思った瞬間プッツン。

船長に「おいAsh!ワイヤー付けてなかったのか！？チョイオーイ」と言われてしまいました。

いやいや、あなた以上に私が悔しい思いをしていますよ。

ほんと。

何度、サワラにやられたら気が済むのか、、、。

糸を結ぶ直してしゃくり続けましたが、結局来ず。

納竿となりました。

とは言え、サワラポイントで2時から5時までの3時間で3人で3回のアタリ。

1時間に一本。

大物狙いであればそれほど悪くない。

港からタクシーに乗りTuy Hoa駅近くのホテルでシャワー浴びて、軽く飯食って駅へ。

寝台車へ乗りガタゴト揺られながらサイゴンへ向かいます。寝台ですがあまりぐっすり眠れないので、家に帰って道具洗い終わって夕方まで眠り込んでしまいました。

勿論、ワイヤー用意してリベンジです。