コロナウィルス関連　ベトナムへの入国など近況　3月13日

ホーチミンでのコロナウィルス関連の近況を少し。

基本は在外公館で情報収集

ベトナムに入国するすべての人に対し3月7日から医療申告が義務化されています。
詳しくは、在ベトナム日本国大使館の3月9日付けの発信情報に書かれています。

医療申告は空港に用紙が備え付けられているほか、オンラインでの申告も可能です。
空港の用紙を貰うまでに混雑するらしいので、オンラインでの申告が良いようです。

その他、新型コロナウイルス感染症をめぐる諸動向のページにまとめられています。

オンライン申告の注意点

オンライン申告フォームへのリンクはこちらです。
当初は、ベトナム語、英語、中国語、韓国語だったのが日に日に対応言語が増えて、3月12日から日本語でも申告が可能になりました。

１）渡航直前でないと申告できません。

在ベトナム日本国大使館の”新型コロナウイルス感染症をめぐる諸動向”のページには、
”オンライン申告が推奨されていますが，オンライン申告は，概ね入国の16時間前から利用可能である模様です。”
と記載があります。

２）ホーチミンの空港は”Tan Son Nhat airport”です。

申告ページの最初のゲートという項目。どこから入国するかを選択します。
ホーチミンの空港から入る人は”ホーチミン”を探しても見つかりません。
IATAの空港コードがSGNなので、SAIGONかと思いリストを探すと
”Sai Gon-TPHCM port”が見つかります。
こちらは、船舶用のサイゴン港ですので間違わないようにしましょう。

ハノイも同様で”Noi Bai airport”、ダナンは”Danang International airport”です。

３）申告フォームの最後の質問の意味が分からない。

翻訳ミスが考えられるので、ベトナム語で確認してみます。
Google翻訳の助けを借りて
”Covid-19関連の呼吸器感染症の人との密接な接触（２ｍ以内）”
となります。

在外公館からのメール速報が役に立ちます。

海外在住者は、管轄の在外公館へ在留届を出すことが義務付けられています。
在留届の登録をしておくと当該国での緊急情報などがメールで送られてきます。
出張や旅行での一時的な渡航の際には、”たびレジ”に登録することをゴルゴ１３が推奨しています。
　在留届とたびレジの登録はこちらから可能です。
（外務省/MOFA　ゴルゴ１３ｘ外務省　海外安全対策マニュアルより引用）

どんな情報が入ってくる？

この記事を書いているのが3月13日の21時ですが、同日の19時過ぎに在ホーチミン日本国総領事館からメールが配信されました。
その中には、
”●保健省の発表によれば，3月13日12時現在，新型コロナウイルスの陽性事例は計45名（うち16名は治癒）となっています。
●ティエンザン省では外国人旅行客を受け入れない旨の通達が発出されました。”
や
”２　ダナン市における入国制限
　ダナン市当局によれば，ダナン市では，３月１２日（午前０時）以降，過去１４日以内に欧州８か国（デンマーク，ノルウェー，フィンランド，スウェーデン，英国，ドイツ，フランス，スペイン）に滞在歴がある者が入国する場合には，査証保持者や査証免除対象者であっても，帰国するか入国後に１４日間の隔離を受け入れるかを選択しなければならない，という措置が取られています。
現時点で，ベトナム政府は，同様の措置を取っていませんが，ダナン市の措置として行われている模様です。
実際，３月１３日に本邦からダナン市に到着した邦人で，到着前１４日以内に上記欧州８か国の一つに渡航歴のあった方が，入国を拒否される事案が確認されています。ダナン市への渡航に当たっては，十分にご注意ください。”
といったものです。

在外公館のWEBサイトよりも新しい情報が入ってくるのでおススメします。

ベトナムで外国人受け入れを拒否している地域

耳に入ってきた情報にすぎません。渡航目的地に個別に問い合わせることをお勧めします。
・ティンザン省：３月１２日から同省観光地において，外国人旅行客を受け入れない，また，外国人旅行客を運搬する船の入港及び陸路での交通を拒否する等の通達を発出しました。（前述、在ホーチミン日本国総領事館からのメールから引用。）
ホーチミンからのメコンデルタツアーで多くの観光客が訪れるミトーがあるのがティンザン省です。
・コンダオ島：Thanh Nhien新聞のサイトほかで外国人の観光客の受け入れを3月10日から一時停止しています。Googleの検索結果へのリンク。
・ダナン：上述の通りです。
・ハイフォン：3月6日付けで，新たにイタリア，イラン及び日本からの入国者に対し隔離措置を取る旨を発表しています。（在ホーチミン日本国総領事館の新型コロナウィルス関連発表より引用）
・リーソン島：中部クアンガイ省のリーソン島でもコンダオ島と同様外国人の立ち入り許可を3月9日から一時停止しています。

ホーチミンでの生活

・不織布のマスクは、所々で手に入るようになってきましたが、どこでも手に入るというわけではありません。
・私が勤めているオフィスビルは、WHOのパンデミック宣言に伴い、感染防止レベルを上げるとの通達があり、3月13日より共有スペースでのマスク着用が義務付けられました。これを守らない人に関しては入館が拒否されます。
・ホーチミンの学校は4月5日まで休むことが決まりました。（Tuoi Tre Online）
・外出を控えている人が多いのでしょうか？最近、空気が澄んでいます。