仕舞寸法66㎝、伸長時110㎝でため池釣行で重宝しています。
釣り場にいる犬にも大人気です。
で、このタモの留め具が昨年10月ごろ壊れてしまいました。
シャフトの中に板バネに<字型の板バネに半球状のステンレスが付いていて、それがタモ枠に開けられた穴で留まる仕組みです。
ところが、穴から入ってくる汽水の塩分で板バネが錆びてしまい、ロックできなくなりました。
では、修理始めます。
シャフトの先端の穴。
タモ枠の穴。
この位置で固定すると収納状態、シャフト先端の穴とタモ枠の穴が重なるようにして固定すると使用時の伸長状態となります。
シャフトの先端の糊付けされたゴムキャップを外します。
このくたびれてしまったキャップを再び乗りつけするのはカッコ悪いので、自転車のハンドルバーエンドキャップを付けることにしました。
カッコイイでしょ?
ロックは板バネとか用意できないので、
ボルト、ナット、丸頭のナットをヤンシン市場で購入。
遠くから見ると豊富な品ぞろえで心強いヤンシン市場のネジ屋ですが、実際手に取ってみるとセンターがオフセットになった特殊ネジが多く混ざっており、要注意です。
割とマシなのを選んで購入。
丸頭のナットが
穴に入ってロックできる仕組み。
あとは、このナットをどうやって固定するかです。
買ってきたのは自転車のチューブ。
自転車屋さんでチューブ買いたいというと、「何インチだ?」
「いや、自転車に使うんちゃうねん。」
「チューブにはサイズがあって自転車のサイズが分からないと買えないぞ。」
「いや、自転車に使うんちゃうねん。」
「何インチや」
たぶん、こっちの言葉は想定外なんでしょうな。
「いや、自転車に使うんちゃうって言うてるやん。」
「ほんなら何に使うんや?」
「え、え、水道修理、家の修理とか、、、」
「それやったら一番デカイの買っとけ。」
な、ゆっくり選ばせてや。
というやり取りがあって、買ったのは
18インチのチューブです。KENDA 18x2.125
それを短く切ります。
タモ枠の固定部分とだいたい長さを合わせます。
タモ枠にかぶせたら固定用穴がある中心めがけて目打ちを貫通させます。
貫通させたところにチューブを伸ばしながらボルトを通して丸頭ナットを締めます。このボルトを引っ張るとロック解除、手を放すとロック状態となります。
シャフトを通してエンドキャップを取り付けます。
カラーマッチングも間違いなし。しっかり固定できました。
しっかり固定で来て、六角レンチで取り外しも可能なのがクール。
修理完了。
収納状態
伸長状態
ところで、このネット 山口県の植村漁具という会社のオリジナルブランドのようです。
ブランド名はモアバイツ More Bites もっとバイトなのですが、
印刷されてるのは、Morebaits。もっとエサ。
何でも、旧ブランド名がMorebaitsモアベイツで、新ブランド名がMorebitesモアバイツということだそうです。
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