サイゴン川支流でチヌ釣り 9月14日

2013年9月14日土曜日

Ca Hanh Can Gio サイゴン川 チヌ ベトナム ホーチミン 釣り

t f B! P L
予告していた通り久しぶりのカンヨーのホームグラウンドへ釣行。
朝5時に起きて、コーヒー飲んで準備して出発。
市場でいい感じの小ぶりのエビが手に入る。200g=2万ドン。
今日は安いな。

7区に出来たリバーサイドレジデンスのファミマによっておにぎりとジュースを買い、釣り場へ向けてGo!
フェリーは待ち時間なしで乗れる。

しかし、水の色は泥色、コーヒー牛乳色で嫌な予感。
7時前に釣り場に到着。釣り場全体を見渡すために横にある橋に行く。


泥色やけど岸沿いにやや緑色の透明度の高い水があるのが分かる。
テッポウウオが泳いでいるのが見えるので、複雑。
淡水系の水質かもしれない。

釣り場に下りて先に着いていた釣り部メンバーのルアーマンの水面さんと挨拶をすませて竿を出す。
今日は活性が低くなかなかアタリが出ないと読んでいるので、浮き釣りで一本流して、もう一本は手持ちの磯竿で脈釣りの予定。

浮き釣りの竿は先週シイラを釣ったシーバス用の10ftMH、リールは森山釣具の社長から譲り受けたシマノのエアノスである。アカメ用にともらったのだが、アカメも釣ったしシイラも釣ったしでなかなか信頼している竿です。流れがあまり速くないので錘は1号で浮きも小さいもの、針はチヌバリ6号というセッティング。
エサは、ダブルエアストーンにしてからというもの活きが良い!

しかし、今日はあまり期待していないのな。
Tides4Fishingで6時55分から8時55分がヒットタイムということである。

もう一本の磯竿ボーダレスBB 4.95mに1,5号の中通し錘をつけて、チヌバリ6号で脈釣りを開始する。

じーっと待つ。

、、、、、、、、、

アタリなし。

あーぁ、なんかテンションあがらへん。

ちょっと休憩兼ねて浮きの竿を上げてみると、なんと!
めっちゃピンボケですが、頭だけ残してえさが食われている。7時33分。
エビの 足だけ齧られたとかではなくて、エビフライにする部分がばっくりとやられている。

お!
いけるかも?

それならば、と浮きの横で脈釣り開始。

しばらく待つとジワーーーーーっと竿先が絞り込まれる。
あ、来たよ。
50cmほど絞り込まれて竿先が水面に着きそうになったので合わせる。
のらない。
エサを付け替えて放り込むとすぐにアタリ。
次は1mほど送り込むがダメ。
もう、向こう合わせになるまで何もしないとおもって竿を動かさないと、ある程度引っ張って胴体部分だけ食べて終わり。
また、やられた! 7時58分。

ハリの付け方は、こんな感じです。
エクスペリアもたまに良い仕事するよね。

あまりにも胴体だけ食われるので、背がけにしてみる。
とこの通り。
うーん。
魚が小さいのか?と考え剥きエビにして試すが全く当たりは無い。
何の魚や?

ここで釣れる魚で生餌しかダメなのはアカメくらいしかないよね。
また、新たな魚種が釣れるのか?図鑑更新か?などと期待を膨らませながら続ける。

しかし、背がけにすると食いが落ちる。
なんか違うアタリも出る。
なんぞおまえ?
ついばんでいる感じの食い方ですね。
同じ魚か違う魚か?
いやいや、コイツはただのエサ取りでしょう。
胴体ばっくりの相手も釣ることを考えないといけませんね。

再び、頭を針に掛けて続ける。
でもやっぱり、これ。9時12分。
でも、これなんか頭のつぶれ方が普通じゃない。
ここまで咥えていたのか?

この辺で整理。
エサを咥えて引っ張っていくのは分かる。
それを竿先が引き込まれるのを待って合わせてきたが、胴体だけ食われておしまい。
当たり前だがハリが付いている頭まで飲み込んでもらわないとハリにはかからない。
竿が絞り込まれるのにそのまま待つというのは魚は抵抗を感じてしまうし、もっと深く咥えようと口を開けた途端、竿のテンションでエサがすっ飛んでしまうということか。
で、次のアタリで竿先と糸の方向を見ながら竿を動かして竿のしなりが少なくなるように、魚が抵抗をあまり感じないようにしてみる。
と、魚もそのまま放さずにかなり泳いで行きかなりの手ごたえが伝わってくる。
竿が曲がり過ぎないように送り込みを十分行ってから合わせると、確かな手ごたえ。
沖向きの底へ向って走ります。
ボーダレスがグイーんとしなりますがドラグは出ません。
右に走ったり左に走ったりするのを徐々に浮かせていく。
なんでしょうね。
上がってきた魚体は、
 ここでは良型のチヌ25cm。9時34分。(また、VARIVASロゴ写ってませんね。ごめんなさい)
 これだけ送り込んで上唇の皮一枚が掛かっているだけです。
よし、分かったぞ。

ちょこっとしてからもう一丁。
ピンぼけ。エクスペリアダメやん。向こう岸にピント合ってるし。9時48分。コイツには送り込みすぎてハリ飲まれました。

それからもアタリが出るが細かくなる。
でもやることは同じ。
エビもたくさんあるし続ける。

また、アタリがある。
錘の重さを感じさせないように、竿のテンションを感じさせないように竿を上下左右に動かしながら送り込んでいくと、がっちりと食い込んだ手ごたえ。
よし。
20cmくらいのチヌ。上あごにバッチリかかっていますね。
アタリがあってからいかにして食わせるかのやり取りが始まり、掛かってからは引きを楽しむ。
今までやっていた浮き釣りより何倍も面白いわ。

この写真を撮った直後に大雨。
そのまま、納竿。





今日は釣り場のカンティンのオバチャンに3匹ともプレゼントしてきました。


今回のタックル

釣竿;SHIMANO ボーダレス BB 495MT
リール; PENN FIERCE 2000
道糸; VARIVAS VERMAX磯 3号
ハリス; シーガー130 3号
ハリ; がまかつ カン付きチヌ 3号

ちなみに浮き釣りのほうは、エサを取られたものの全く釣果はなしでした。
魚の食い気が十分なときは置き竿でも釣れるのでしょうが、今日みたいに注意深い日は難しいのでしょうね。

そしてアタリの集中した時刻はソルーナー理論の6時55分から9時55分というのに対し30分-1時間程度の遅れでした。川の入り口のあっちとこっちで干満の時間差なども生じるのでしょうね。

同行した水面さんは、バラ狙いで終始ルアーを投げ続けていましたが、バラには巡り会えず。


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