ダナンは一昨年から行っていないので、久しぶりに行ってみることに。
ダナンのSkyoneという釣り船に予約を入れる。
ツアー代金は100%前払いでツアー1週間前には振り込めとの指示。
ツアーの内容とか何が含まれて何が含まれないのかなど問い合わせると
「全部込み、ノープロブレム」みたいな返事でとても心配。
ツアーが施行されなかった時はどうするの?と質問すると「返金する」ということで、とりあえずの言質は取ったので振り込み。
振り込みもATMではなく、銀行に行って手元に振り込み用紙が残るようにしておく。
ツアー2日前、電話で
「水温が高すぎて魚が釣れないから明日はやめにしよう。」
と掛かってくる。
「ほかに日がないから水温高いなら高いで、水温の低い場所を探して案内してくれ。」
と粘ると、
船の臨時検査が入った。という理由が出てくる。
「船が出られないのか?」と問い合わせると「船が出られない。」という答え。
書類などが全部そろっていればそんなことにならないはず、そちらのミスやで。
と主張し、ツアーは別の日に仕切り直し、航空券はキャンセル料をそちらが持つというので先方もOK。
参加予定者3名に連絡し、それぞれがキャンセルを行った。手数料65万ドン。
で、仕切り直しは9月16-17日となった。
9月12日;フィリピン沖の熱低が台風に昇格。ダナン方面を目指す。
9月13日には”WindyではCuLaoCham 9/15の日中がヤマのようです。9/16も強くて、9/17は朝から穏やか。”というような参加メンバー間でのメールやり取り。
9月15日
予報園では15日の0600時UTC=13時ベトナムに上陸です。
WindyというWEBサイトで予報を見ると風速は土曜日になり非常に弱くなる。
ツアー主催のSky One代表のTuanさんからは、「明日は大雨の予報」とか言ってきています。
雨の根拠として送ってきた情報は二日前の新聞記事。二日前に明日大雨って書いているのでした。馬鹿にしてんのかな。
「来週ならいい」とかいってるけど明日絶対に行くからと伝えておきました。
というのもみんないろいろと予定があり、今週ダメだからと言って来週に気軽に変えることができない事情がある。
不安材料は、国境警備隊が出船を許可してくれるかどうかだけ。
とりあえず、現地に行かねば話にならない。
というわけで行ってきました。
メンバーは、アルミ親父さん、水面ちゃん、ポプラさん、私の4名。
ダナン空港へ着き、Tuanさんと会い、朝食を食べに行く。
「今日は本当は海へ出てはいけないのだが、国境警備隊とコネがあるから特別に許可してもらった。ただし、夕方には検査が入るので港に戻る必要があり、Cu Lao Cham島には行けない。近くの島に行く。そこも実績のあるポイントだ。」
おお、ええ感じやん。
で、どこかへ向けて車を走らせる。
Tuanはいろんなところに電話をかけて船を出せるかどうかを聞いている。
今日の船はSKYONEではなくて別の船なんだなと勝手に理解。
なかなか船が見つからず、数人にかけてようやく見つかる。
港に着くと、台風対策で係留している船がたくさん。
桟橋ではなく、タライで船に乗り込む。桟橋利用料払ってないのね。
スマートさに欠けるなぁ。
とにかく、海に出られるのは嬉しい。
早速タックルの準備にかかる。
波はないのですが、台風の名残のうねりがひどい。
底の泥が巻き上げられて濁りがひどい。
これで釣りになるのか?
ま、これで釣りになるところへ行くんでしょうな。
平均18ノットは出ると聞いていた船だが、絶対出てない。
ダナン湾の北側のSon Cha島を一周半ほどキャスティングで攻めるが何の反応もなし。
Tuanさんはしきりに「濁りがひどすぎる。これじゃ魚はいない。あと2-3日すれば状況は良くなるはずなのに。」と言う。
魚がいないところと確信するようなところで釣りさせんなよ。
島の裏側に来ると外洋の影響が少ないからか少し濁りが和らぎ、うねりも少ない。
小さなベイトが水面をはねている。
しかし、その下に大きな魚がいる気配はなし。
ベイトが勝手に跳ねまくって時折船の中に飛び込んでくる。
そこでしばらく粘るが釣れないため、昼飯。
昼飯が終わってからダナン湾の南側になるSon Tra半島へ向かう。
しばしのお昼寝タイム。
ほんと木船は遅い。
10ノットも出てないぞ。
ようやくSon Tra半島に着きキャスティング開始。
やはり濁りが気になる。
船はキャスティングで岸に届かない距離を流す。
Tuanさんは「濁りがひどすぎる。これじゃ魚はいない。あと2-3日すれば状況は良くなるはずなのに。」を繰り返す。
この日に来た我々が悪いと言っている感じ。
「いま、そんなこと言っても仕方ないやん。濁りがあってダメっていうんだったら濁りのないところ、あるいはポッピングじゃなくてジギングで狙えるポイントとかないの?」
「ジギングに行きたいのか?」
「どのポイントでどの釣りが一番魚に近いのか?それを提案するのがあなたの仕事でしょ?」
「じゃ、ここで投げろ。スゴイ濁りだね。」
結局この日は終了。
元居た港に戻るのかと思っていたら、戻らない。
朝の夕方の検査があるとか言っていたのは何だったの?
陸に上がる前に、「荷物は置いて行っても大丈夫。」と言う。それを言ってから戸締り用の金具を取り付けていました。ドロナワ。
ちなみに、帰りはたらい舟はなかったけど、係留したところからふ頭まで直接上がることが出来ず、嫌がる管理人に頼み込んで高級ヨットを横切らせてもらいふ頭へ上がりました。
客が船に気持ちよく安全に乗り降りできる状態をどうして作らないのでしょうねぇ。
アマフェッショナルな感じやわ。
ホテルに案内され、二部屋へ通されました。
Tuanさんは「このホテルは家族みたい付き合いをしているんだ。なんでも遠慮せずに気楽に言ってくれよ!」といい去っていく。
ホテルで用意された飯を食って近くでコーヒー飲んで就寝。
台風あとで出られるか分からなかったけどとりあえず船で海に出ることが出来ました。
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