コンダオ島は近いのですが何しろ飛行機が取れないんですよね。
3月に7月と8月のチケットを押さえる事が出来ました。
7月釣行はGUREさんと私の二人。
今回の船は、MEGABASSの代理店をやっているHUYさんの経営するONE OCEANにブッキングしてもらいました。
コンダオのホテルにチェックインしてタックルを準備すると待ち合わせの時刻に船長が来てくれました。船に乗り込み出港。
今回は木船ではなくFRP船。
これまでのベトナムの釣りですと船に乗ってまずすることはタックルの準備。
次に昼寝。
しかし、今回は違う。
キュゥィィーンというスーパーチャージャー音を鳴り響かせポイントめがけてまっしぐら。
前回の釣行では1時間は充分掛かったであろうポイントへ15分くらいで到着。
早速ジギング。ジグジグ。
GUREさんが舳先へ立ち、私は艫。
落とし込んであげてくると何やら重い。
タテフエダイ 8時43分。
とりあえず、ボウズ逃れ。
付近で釣り漁をしている漁船に何かがヒット。
見ていると大きな魚がジャンプ。
イケカツオでした。
釣りたい魚のひとつ。
船長が場所移動を宣言。
GUREさんと船長のタックルを見て、「あの大きさのジグにデッカイ針付けてるなぁ」などと話をしている間に次のポイントへ到着。
水面を見ていると小さなシラスみたいな魚が泳いでいたので白っぽいジグを選ぶ。
白っぽいといっても白っぽいのはコットンキャンディーだけ。
流れがあるポイントでそこまで沈めてからタッキージャーク4回&ロングジャーク&フォール2回を繰り返しているとロングフォールのときに竿先に違和感が。
もう一度同じように投げてそこをとって同じジャークを行うとやはりフォールで違和感。さらにタッキージャーク4回&ロングジャーク&フォールで違和感がアタリに変わる。ずっしりとした重みが伝わりその後の引き、ドラグが出されるがたいしたことはない。
そんなに底でもないので大丈夫であろう。
これはいいのが来ましたよ。
期待に胸を膨らませながら寄せてくる。
白い魚体、50cmはありそう。
再びもぐり走られる。
沖に出たところでジャンプ。
イケカツオォッ!やった!もぐっていこうとするのに耐えているとフッと竿が軽くなる。
あら?
ばれた。
巻いてくるとルアーも付いている。
何?
フックを見てみるとご覧の通り。
細いスイベルが何ともないのに何で針伸びとんねん?
船長が来て「あーぁ、何この針?小さすぎるわ。こんなんで上がる訳ないやん!」
スンマセン。
しかし、前回とは違いいることは分かったのな。あとは釣るだけやん。
同じジグで針だけデカイのに変えて同じようにしゃくりを入れるが来ない。
何度か繰り返すが来ない。
なんでよぉ。
そうこうするうち場所移動。
今度は磯場の沖合い。
岸へ向けて投げてカウントダウンししゃくりあげてくる。
数投目で底取りしたあとしゃくりあげてくるとガツンと当たる。
うっしゃ!
ドラグを出される。
これはやばい。
結構締めているつもりなのだがそれでも出される。
あまり出されると根にもぐられてやばいのでスプールを手で押さえて竿をあおってこちらへ向けようとするが、パチ!
PEが切れてしまう。
ちょわーっ。
今日2回目のバラシ。
船に乗っている手間取りの兄ちゃんがニヤニヤ。
あーあ、FGせなアカン。しかもさっきのコットンキャンディージグなくしたよ。同じ系統のカラーないよ。
その後しばらくアタリが出ない。
昼飯。
ジギングで来ないのでサビキを間に挟んでジグサビキ化。
それでも釣れん。
GUREさんの持ってきたエビをもらってサビキの針につけて落とし込み。
すでにジグはタダの錘化。
サビキに小さなアジが掛かる。
ポッピング用に持ってきた竿にデカイ針をつけて背がけにし泳がせもする。
ジグサビキをしゃくっていると底付近でアタリがありフッキング。結構いい引きで上げてくると
イッテンフエダイ(おそらく)35cm。いい太り具合ですね。うまそ。 13時51分。
ドラグを緩めて置いていた泳がせの竿。リールが突如ジジジジジと音を上げる。
「よっしゃぁ!」
喜び勇んで竿を持つとまったく重みが伝わらない。
????
あら?
上げてくると、リーダー切れていました。
「今日、3回目のバラシやね。」
と兄ちゃんに言われる。ニヤニヤ。
もうね、3回もばらしたら結構つらいですよ。
でもGUREさんは、今のところボウズ。
こちらは楽しめているだけ良いか。
サビキでまたアジが釣れたのでGUREさんに「泳がせしますか?」
「ください」と舳先からGUREさんが艫へ移動しようとしたところで、GUREさんがバランスを崩し海にドボン。
流れも波もないところだったので大事には至りませんでした。
梯子を艫から出してもらって無事乗船。
その後もサビキ餌釣りでぼちぼち上げていく。
ユメウメイロ。結構良型。14時12分。
時合いか?
海に落ちたので舳先に立つのを断念し艫で横に並んでGUREさんと釣る。
ジギングでしゃくっているGUREさんの竿がグググィと引き込まれる。
結構引いてるみたい。
なんでしょ?
オニアジ 52cmくらいあります。まさにオニ。14時14分。
しかし、さっき海に落ちたのは、事故ではなく穢れを落とすための禊だったのですね。
群れで回ってきているかと思い負けじとしゃくっていると、ガツンとアタリが手元に伝わる。
後ろで見ていた船長も「来たか!?」
が、すぐさま重みがなくなる。
え!?なにこれ?さっきと同じやん。
リーダー切れ。
あんな一瞬では何も出来ない。
兄ちゃん「4匹目ばらしやね。」ニヤニヤ。
もうね、がっくりですよ。4回も来て針伸ばされ1回、残り3回はすべてラインブレーク。
もうね、がっくり。
船長が次に移動したところが浅く、岸に近かったのでGUREさんがダイビングペンシルを投げてみる。
なんと一投目からアタリが。
それならと私もガチジグロッドのジグをプラグに付け替えて挑戦。
GUREさんが数投で魚を掛ける。
船長に言って船を移動してもらい無事ランディング。
GTかどうかはおいといてロウニンアジ 48cm。15時56分。
おめでとうございます。
体長:48.0cm
時刻:15:50 18/07/2015
場所:Con Dao Con Dao沖
えさ・ルアー:マリア ローデッドLS140
タックル:GIPANG Tide Lez. 711MH / PENN Battle 6000/ PE4号/VARIVAS ショックリーダー100LB
どわぁ、やられた。
GUREさんの時合い到来?
GUREさんのルアーが、140mm、ピンク。
自分のタックルケースに同じようなルアーがない。大きさか色か?
魚には色は見えずグレースケールで認識しているというし、大きさ重視でルアーセレクト。
X-Rap、Subwalkなど試すが全然アタリが出ない。
一方GUREさんはフッキングに至らないもののバイトは数度。
大きさはかなり違うが同じ色のルアーに変更。
舳先に立たせてもらってポイントを打っていく。
ようやく一度バイト。GTではなくなんか細長い魚。ダツかな?
さらに続けていると再びバイト。小さい感じでフッキングできない。
ちょっと浅めやなと思うところへ投げ込んで一枚の岩を乗り越えようとしたところで激しく水しぶきが上がりバイト。手元にずっしりと重みが伝わり竿を立てて合わせる。そのまま潜り込まれないようにリール必死巻き。今回新しく投入したPENNのスピンフィッシャーはすこぶる調子よく回転してくれる。
岩場を無事交わしランディング成功。といってもモンスター級でもなんでもないので当然ッちゃ当然。しかし、今日はバラシが多いので獲れたら嬉しいわ。
魚種:
体長:41.0cm
時刻:17:02
場所:コンダオ島
えさ・ルアー:DAIWA ソルティガドラドスライダーS18
タックル:ロッド/パイオニア パワージグ5.8ft、リール/PENN スピンフィッシャー5500、ライン/PE剛戦3号、リーダー/サフィックスナイロン40LB
おかげさまで私にも魚が釣れました。
よかったぁ。
6時くらいまで岸めがけて打ち続けるが出ず。
前回と比べれば劇的に釣果に恵まれた。
船の足が速いので釣り時間が長く取れるのが大きく有利に働いた気がする。
アンカーを打たずに流してくれるのもゲームの幅が広がります。
おかげで「夜、堤防でイカでもやりましょか?」という当初の予定もキャンセル。
日中、移動時間が短く昼寝できていなかったせいもあり、ぐっすり眠れました。
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