カンヨーのため池ハシゴ釣行 11月24日

2013年11月24日日曜日

Ca Chem Can Gio オニカマス コトヒキ ため池 バラクーダ ホーチミン 釣り

t f B! P L
待ちに待った日曜日。
先週の釣りがプッスンだっただけに今週は釣りたい。
メンバーは、先週土曜日にえさでキスを釣ったもののルアーで坊主の私Ash、先週土日ボウズのGURE兵長、先週日曜日にため池初ボウズの水面プロのボウズトリオ。
とはいえ、先々週はそれぞれ50cm程度のバラマンディを釣り上げている実績ありトリオでもある。

4時半に7区集合で出発。
最近、ほぼ毎週お世話になっている渡し舟で先々週、先週と同じ池へ渡してもらう。
みんなそれぞれこれまでに釣れた場所、バイトのあった場所が分かっているので適当にバラケて釣り開始。
6時半から9時半までの3時間勝負。
朝一でソルーナーテーブルによると良い時間帯が7時半までなのだが、アタリはない。

私は朝一ポッパー、POP-Rのジリジリ作戦から始めて、じょじょにアクションを大きくしていくが、どの動きにも反応なし。
次にフラットラップで攻めていく。それでも来ないので場所移動。
先々週一匹ばらしたところで粘ってみる。
リトリーブスピード変えたりショートピッチジャークで攻めたり、前回も結構早めのリトリーブ&アクションで出たので今回も同じように動かす。
劇速ストップ&ゴーで巻いているとストップを入れた瞬間にグゥイっと持って行かれる。
よし!
なんやらあんまり引かないがそれでも楽しませてくれる。
足元まで上げてリーダーを掴んで引き抜く。
引き抜いた途端、魚が暴れて土手に落ちる。土手で魚がビチビチして池に入ってしまう。
うー。
写真を撮る暇もなくリリース。

で、とりあえず二人に報告に行く。
「で、魚は?」
「。。。。。。。」
虚言じゃないですよ。7時半ごろ。

しかし、来年のダービーでは記録には残らないのだな。

GUREさんは朝から一歩も動かずにルアーチェンジしながら攻めている。
GUREさんなりにどうやって魚を出すかを模索しているよう。
私なんか、食い気のある魚を探しているというスタンスなのだが、それとは違って何が何でもそこにいるであろう魚に食わせようと攻め続けている姿勢には敬服する。

その後、釣れないしバイトもないまま9時を過ぎる。
ようやく諦めたのか、魚がいないと判断したのかGUREさんが移動。

その空いた場所に水面さんが入る。

私はその二人の間でルアーを投げ続ける。

右手のほうでGUREさんが
「わーっばれた」
ようやく訪れたアタリをモノにできなかった悔しさは分かります。
それでも、さっきよりは魚に近づいているのは確実。

そうこうするうち左のほうから
「食った!」
水面さんの竿が曲がっている。
おぉ、ちゃんと掛かっているぞ。
40cmくらいのバラマンディ。
モザイク掛けても伝わってくる満足そうな笑み。9時27分。

GUREさん一言「あんだけ粘って釣れへんかったのに、何で水面さんには出るの?」

水面さんによるとトラウト用の小型のミノーを使ったということでした。
ホンマちっちゃい。

もう時間切れ間近。
潮がだいぶ引いてきたのであまり粘ると帰るに帰れなくなる。
あと5分です。

チャンネルはそのまま。


再び右手から
「来た!」
GUREさんが竿をしならせやり取りして無事釣り上げる。
GUREさんも同じくモザイク掛けても分かるほどの笑み。
時間切れぎりぎりでようやく釣り上げた。
チャンネルを替えさせないように最後の最後で釣り上げるあたり、さすがです。

全員一匹ずつ釣り上げたので、平和な雰囲気で終了。やれやれ。

船に乗り込む際に、GURE兵長が男っぷり良く滑る。
ドスン。
あーあ、どろどろだよ。

 車を停めさせてもらっている売店でGUREさんが短パン45000ドンを買って履き替える。
この店侮れない、野菜、肉、ジュース、酒、扇風機、トロ箱、氷、何でもあるのにズボンまで置いているとは。コンビニエントな店です。
サンクス。
これで日本なら職質確定なパンツ一丁のおっさんを愛車に乗せずに済みました。

心機一転、車に乗り込み今日の第2ミッション;新規開拓任務へ向う。

国道沿いの獣道みたいなのを見つけて入っていく。
兵長は、男らしく着替えたばかりのTシャツと買ったばかりの短パン姿で捨て身の行軍。
たどり着いたのは、
ため池♪ふふふ。
釣り禁止とかの看板がないか調べてから竿を出す。
いったい何がつれるのか?

GUREさんも水面さんもミノーをセッティング。
暑いしね。トップは無理か。

同じ攻めかたしても面白くないし、結構水深ありそうなのでバイブレーションをセッティング。
一投目でただ巻きしてくると結構水面がざわめく。
お!?
二投目で再びただ巻き、コツンとアタリがありルアーを引っ張られる。
おおおおお?
何か掛かりましたよ。
ん?小さい。
釣れたのはコトヒキ。11時23分。
ルアーはStormのサンダーブレードです。
7区のMinh Thanh Tackleでも売っています。

その後、バラマンディだけでなく他の魚も釣れないかとシンキングミノー、グラブなど試す。
2インチのリングテールで一度小さなアタリ、その後明確にククククとあたりがありましたが、尻尾の先だけ齧り取られていました。ふぐかな。

GUREさんも水面さんもアタリがでず、帰ろうかという雰囲気。
日本で買ったけどいまひとつ使い方の分からないタックルハウスのローリングベイトをセッティングして投げながら移動していく。
足元まで引いてきたときに、ルアーの前を大きな銀白色の魚がよぎる。
食ったか?竿を上げると何の抵抗もなく上がってくる。
つうか糸しかない。
????
「なんかでかい魚に糸を切られました。」
ローリングベイトは戦死。

糸の先を見るとこのとおり。
きれいに切断されている。
今度こそ、という思いで安物のあまり使わないバイブレーションをセットして投げる。
また、足元でギラッと魚が横切る。
が掛からない。
ルアーはついたまま手元に戻ってきたのでリーダーを調べてみる。
無傷。
よし、もう一回。

また、同じ場所で魚体が煌めく。
そのあと、確実な手ごたえ。
来た!
見えたのはバラクーダの横顔と縞模様。60cmくらい?
 「掛かりました。 」
先に進んでいた二人に声をかけ、魚とのやり取りをする。
竿は弧を描いて曲がり、なかなか寄せられない。
寄せられないがドラグを出していくほど引っ張っていくのでもない。
もうちょうもうちょいと寄せてきた瞬間、バラクーダが首を振り、
プツン。
あー、切られた。
思えばアホですよね。
一回切られたのにその時に太い糸に結び変えなかったのですから。アホ。
ルアーを2個も奪われたので二人に敵討ちを頼む。
GUREさんが横に立ってルアーを投げていると、明後日の方向で魚がジャンプする。
カチャカチャカチャ。
おいおい、さっきのルアーのラトルの音だよ。

GUREさん、水面さんが投げるものの魚は食ってこない。
私も太いリーダーに先ほどの当たりルアーのサンダーブレードをつけて投げてみる。
引いてくると、足元でまたまたギラ!
しかし、フッキングにはいたらず。
「Ashさんだけに出るね」
二人とも目撃していないもんね。

虚言じゃないですよ。ホント。
今日はこれにて納竿。

頭の中はすでに次週モード。
家に帰って早速ワイヤーリーダー作りました。ふふふ。
かかってこい!

しかし、先週のキス、今日のコトヒキ、マングローブ林の生命を育む力には驚くばかりです。

注意)
GUREさんが何かにかぶれたみたいで翌日湿疹がたくさん出ているようです。
私も蚊に食われたのかと思っていましたが、痒みの違うプツプツが何箇所かあります。
くれぐれもジャングルに入るときは長袖長靴、帽子着用をしましょう。
あー、痒い。

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