昨晩は、夕食の後にプリン屋を探して歩き回った挙句、注文したら
「コンコー (ないよ。)」と言われ、豆のチェーを食べた。
部屋に帰ってからFGノットのやり直し、スピニングリール2台x替えスプール=4個と両軸リールバルケッタBBの合計5個。

昨日はジギングでアタリがあったのにあっさりとPEが高切れしたので、かなり悔しい。
ドラグも締めてFGの強度をしっかりと確認しておいた。

今日は5時半に起床。
ホーチミンから持ってきたドーナツを食べて準備。
6時半に船着き場に行くが潮が低くタライで本船へ渡してもらう。

ベトナムに数年いると一度は乗ったことがあるでしょうか?
こんな感じ。

道具も人も無事船に乗り込み釣り場へ向けて出発!
昨年のコンダオ島でも、ホイアンからクーラオチャムへ行った時も、釣り部初遠征で行ったラギでも、もちろんブンタウでも木船の場合は船に乗ったらまずすることは寝場所の確保だったりするのだが、この船はあれよあれよという間に釣り場につくので効率が良い。

タックルのセットが終わればすぐに釣りができます。

途中、ポッピングを数投してみるが反応なし。
ジギングポイントへ移動。
船長がしゃくれ!と身振りで合図。

ガチジグを持ってしゃくり始める。

横で光明さんがしゃくり始める。
ルドルフさんと妻はエサ釣り。
流れが速く妻は底どりができないみたい。

光明さんはすぐにアタリが出る。
やった!昨日はばらしたので今度こそ獲ってほしい。
今回のためにかどうか新しく購入したダイワのエアポータブルが曲がっています。
見えてきた。細長くて何でしょう?
魚体が見える。
スギ。
水面近くへ来ても瞬発力のあるダッシュを繰り返して右へ左へ暴れる。
船長がギャフを入れるものの、3回ほど失敗。
それでもハリが外れなかったのは幸運でした。
ようやくギャフが入り、無事ランディング。
朝一番から調子がいいですねぇ。
これはやる気出てきた。
魚種:スギ
体長:72cm
時刻:7:30AM
場所:CON DAO島
えさ・ルアー:N&N JIG 赤ホログラム 90g
タックル: ロッド:ダイワ ソルティガ ポータブル J66HS
                リール:ダイワ トーナメントZ 4500iT
                ライン:PE3号
  一言:スギとは初対面でした。

ロッドは最新のジギング用、仕舞が短いので荷物預けるのに都合がいいですね。
値段は結構いい値段で、私がこちらで買った中華ジギングロッド6本分くらいです。^^;
さらにリールが渋い。ハンドルのノブがウッドなんですよね。
ガキの頃には憧れましたなぁ。
ダイワの安いラインのSTだとプラスチック、その上のGSだとモデルによってウッドだったりプラスチックだったり、ほんでSSでウッドノブやったかな。それでEXとかトーナメントとか出てきたんか?ま、懐かしくもあこがれのウッドノブなんですな。
当時は最高級クラスのリールだったはずで、光明さんのリールはまだきれいで現にこうやって魚を何の不都合もなく釣り上げたのですが、ググってみると中古価格が悲しくなるくらい安いです。

閑話休題。


次に光明さんが落とし込み、一度途中までしゃくりあげてもう一度底どりしてしゃくり始めたところでアタリがある。
しゃくりのペースを盗もうとみていたのでヒットの瞬間をばっちり見せてもらいました。

さっきよりは小さい感じで上げてくると白銀の魚体。
イケカツオでした。50-60㎝くらいかな?
取り込みで兄ちゃんがギャフを入れようとするが、ギャフはかからず魚が暴れてリーダーを手で持っていたもんだから急激な動きに追従できずバラシ。
あーぁ。

ま、さっき1匹釣ったばかりだったので光明さんも笑って済ませてくれましたが、残念。
ごぼう抜きしたほうが良かったかも。
つーか、ちょっと大きめのタモを用意しておいてほしいわ。
これくらいな。

船長が兄ちゃんをめちゃくちゃ叱っていました。

GUREさんも2回ほどアタリがあったというが私には全く来ない。
早め、ゆっくり目、やさしく、激しく、いろいろなしゃくりを行うがダメ。

妻の錘を重くしたり調整してようやく底が取れたのだがアタリがない。

結局、その場所ではそれ以上釣れず、場所移動。

なかなか釣れない。

根掛かりも多発。
ルドルフさんは、なんだかんだとエサでいつの間にか釣っているという感じでアカハタを釣ったりしている。

妻にもようやくアタリ。
アカハタ。9時56分。

しぶいっすなぁ。
ホンマ釣れません。
昨日よりは天候はよっほど安定していると思うのですが、ダメ。

船長も他の船と連絡とりあったりしているもののいい話はないみたい。

ルドルフさんが釣ったアカハタも妻が釣ったアカハタも昼飯用に。
昨日から釣りためた小さめの魚を11時ごろまでみんなで頑張って釣る。

しかし、私もGUREさんも根掛かり多発。
昨日作ったFGもスピニングは2スプールがアウト。バルケッタも根掛かりしているのに船が流されて糸を切った時には90mも出されてたので釣り続行不可。ライトタックルは妻の一本になる。

昼飯食べて14時に港に戻らなあかんと船長に伝えると
「まだ13時10分やで。次のポイント行こうか!」
やて。

今いるところも釣れないのでお願いする。
いよいよ最後のポイント。
妻のサビキバリ一本仕掛けにもう一つ大きめの針を足して結び付け、イカ短冊を付けて渡す。

舳先に一人行きガチジグロッドでジグギャストしてハタでも来ないか探るが根掛かりが怖い。

妻が声を上げたので見てみると竿がめっちゃ曲がっている。
また根掛かり?
と思って見ているとジーってドラグが鳴る音が聞こえる。
船そんなに流れてへんやろ?ていうかアンカー打ってるから流れてへんやん。
「なんか引っ張られるでぇ。」

巻き巻き。頑張って巻き。落ち着いてな。
光明さんが横でアドバイスしてくれているみたい。あんしん。

何度かドラグを出されながらも手元に寄せてきて、
おぉ!デカイ。
タモタモ!
兄ちゃんにタモ入れしてもらって無事キャッチ。
魚種:コロダイ
体長:55.6㎝
時刻:13時35分
場所:コンダオ島 沖合
えさ・ルアー: イカ短冊
タックル: Majpor Craft ソルパラ SPJ-S60LJ、PENN Conflict 2000、サフィックス932 1号、サフィックスナイロンリーダー40LB、捨ておもり式2本バリ。
一言: サメじゃなくて良かった!

船で使うにはソルパラのライトジギングロッドは使いやすいです。PENNの2000番で道糸PE1号の組み合わせは、シアヌークビルでの小物釣りクイニョンでのイカ釣りブンタウでのジギングでも活躍した組み合わせ。

めっちゃ太って身が分厚い。
昨日のすごい引きはサメという落ちでしたが、今日のは立派なコロダイ。

これで時間切れとなり終了。

昨年のスーパームーン釣行では、GUREさんの毒ナマズがたしか終了の合図となったはずだが、今年はこのコロダイとなりました。

8月のようなハタの大量捕獲は出来ませんでしたが、GUREさん夫妻、光明さん、私と妻で3つあるクーラーにはそれぞれお土産となる魚を入れることができたのでまぁ良しとしましょう。

帰りの飛行機もオンタイム。
今回の釣行のために購入したクーラーはしっかりと保冷してくれ機能上の不具合が起こることもありませんでした。
ベトナムで買う釣り具は、どこに落とし穴があるか分からず、ある程度の覚悟を持って買わないといけないのですが、ナンバーワンで売っている、”大収穫クーラー”は大丈夫な一品と言えそうです。
 下は、日本で売っている同等品です。


今回の釣果で光明さんのスギ72㎝、Tさん(妻)のコロダイ55.6㎝が出たので



GUREさんのオニアジ、私のウスバハギが入賞圏外に落とされました。


こういった逆転劇が起こるのもダービーっぽくて面白いですね。

さて、バラマンディの部1-3位、チヌの部1-2位を独占しているポプラんさんの記録を誰が塗り替えるのでしょうか?

それにしても、この2年ほどでベトナムでできる釣りの幅がすごく増えました。
何より、仲間ができたからですね。

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