ベトナムの危険な魚 12月11日(その2)

2011年12月17日土曜日

Ca Ngat カンヨー ナマズ ホーチミン 河原 釣り

t f B! P L

ハリを外そうと魚をつかんだ瞬間、手に激痛が走った。
手を見ると指から血がダラダラ流れている。
めっちゃくちゃ痛い。ほんま痛い。
放してやろうと思ったのに思わずの反撃。
近くの帰り支度をしていたベトナム人の釣り友に
「魚に刺されたけどどうしたらええの?」
「どんな魚?」
「黒いの」
彼が見に来て、「Ca Ngatやん。こいつは刺すからとげをペンチで切らないとダメだよ」
いやいや、もう後の祭りですよ。
それよりも、きれいな水を持ってきてよね。
しかーし、だれも持ってこないのな。
店のおばちゃんに飲料水を買ってきてもらう。
毒があるので、早く血を吸い出したいが、なんか魚のぬめりとかもついていて、吸う気になれない。
刺されたのは左手の親指。右手で搾り出すが、搾り出すとまた痛い。
><; ホントイタイ。

しばらくして、水が来て洗い流す。
思ったより傷は小さかったが、この痛さ、たいがい痛みには耐えられるほうだと思っていたが、萎え萎えショボショボ。

舟で出ていた友人が戻ってきて「どうしたん?」
「Ca Ngatに刺された」
「何で?」
「つかんだらやられてん。」
ん (*_*?........という沈黙の後、
「なんで掴んだん?」
「針外そうと思ってつかんだらやられてん。」ん (*_*?........さらに沈黙。
とそのあと、わはははと大笑い。
そらあかんやろ、あたりまえやろ、あたまおかしいんちゃう。的な、、、
やっぱり外国人やなぁ 的な。ね。
おおいに嘲笑われてしまった。

「ヤケドした」
「どうして?」
「焚き火のなかの芋が焼けたかなと思って取ろうとしたの」
「あたりまえやろ」
それほど常識的なことを俺が知らないということが理解できなかったようですね。
痛みで苦しんでいる俺を前にみんなの視線は、冷たかったですよ。うぅ。

1時間くらいは、痛みがひどく、刺されたのは親指だけなのに左手全体が麻痺。
左腕も胸のあたりもなにか痛みが走り、毒浸透を堪能しました。
水で洗った後、傷口から血を吸い、吐くことを繰り返すが一向に痛みは治まらない。

夕方まで粘ろうと思ったが、痛みの激しさに断念。
帰りのバイクでは、ウィンカーも押せず、クラクションも鳴らせない。
ベトナムでクラクション鳴らせないのは致命的よな。

薬局で炎症止めを買い、飲んだものの痛みは一向に治まらず。
Googleで調べると、あっためたほうが良いとのことでお湯に手をつけましたが、出してからがより痛む感じ。
Wikiなんか読むと死に至ることもあるなんて記述も。
こわいよね。
ちなみに日本では淡水ナマズの毒についてのページが少なく、ゴンズイに刺されたらというキーワードで検索すると、同じ境遇に陥った人の記事が結構出てきました。
参考にさせていただきました。

痛みがなくなったのは、火曜日の午後。
土曜日になりましたが、まだ刺された親指はしびれています。

釣りに行く際は最低限の救急用品は必要ですね。
今回のようなときにはポイズンリムーバーが欲しかったですね。


ボーズは逃れたものの、前々うれしくない。
ま、ブログのねたは出来ましたがね。


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