っていっつも釣る気満々なんですけどね。
今日のメンバーは、GUREさん、水面さん、瀧本さん、そして私。
今日は新規開拓ミッション。
グーグルマップでめぼしをつけた地点へクルマを走らせる。
ここ大丈夫か!?というような細いドロドロ道を走らせる。
やぁ楽しいねぇ。
車で行けるところまで行き、道具を持って降りる。
民家で「この先に池ある?釣り出来る?」
と聞くとよく分からないが釣りは出来そうな返事。
よしよし、ところどころに落ちている犬のうんこに注意しながら歩いていく。
なんか池みたいなのが見えてきましたよ。
「立ち入り禁止!」「養殖池!」と看板が立っている。
とりあえず管理小屋らしき建物めがけて歩いていく。
船着場みたいなのが見えて河川に数隻の木船が係留されている。
「すんませーん。釣りしたいんですけど、この池はダメなの?」
「池は土手が決壊しているから出来ないよ。その船で釣りしない。えさもあるよ。ミーサオもあるよ。」
グーグルマップによると対岸にも池があるんだな。
「対岸にも池あるよね」
「あるよ。」
「釣りさせてくれるかな?」
「あそこは釣り禁止。だから船に乗って釣りしな!」
船と言ってもエンジン付で移動しながら釣るのではなく係留して釣るいわゆるカセ釣りなのな。
4人で協議の上、今回は見送り。
クルマに戻りさらに別の場所を探す。
でかい池にめぼしを着け道をズンズンすすんでいくとナビのGUREさんが「この先」
しかし、そこには軍隊の基地の正門が。
基地の敷地内!?
ま、何のコネもないので無理でしょうな。
ハイ次!
犬にワンワンほえられながら池の管理小屋へ歩いていく。
管理小屋には誰もおらず、池の土手で小屋つくりをしている人がいるところへ。
「すみません、池の持ち主に会いたいんですけど」
「あっち」
「すみません、池の持ち主に会いたいんですけど」
「あっち」
なんとか池の持ち主だという人にたどり着き、
「こんにちは。ホーチミンから来ました。日本人です。釣りしたいんですけど、この池で釣りしても良いですか?」
「うーん、うちの池は魚を養殖中なの。分かるよね?釣りはダメ」
ハイ次!
せっかくカンヨーの海岸付近まで来たので海を見に行く。
ごみだらけ。
ハイ次!
池の近くの雑貨屋兼カフェでお茶休憩。
情報入手したいし、ちょっと奮発。
ジャガイモでんぷん2%配合で汗がめっちゃ出るOMACHIを注文、カフェダーも注文。
ころあいを見計らって「この裏の池で釣りできるかな?バラマンディ釣りたいの」
「うーん、そこは釣りさしてくれないよ。もし出来てもハゼしかいないよ」
がーん!カフェダー だけにしときゃよかった。
車に乗り込み、どこかの池に行くことに。
なんとなく、ボウズ池に行くことに決まる。
朝早くから出てまだ竿を出せていないので、みんなうずうず。
クルマから装備をおろして、ジャングルの中を歩いていく。
GUREさん、水面さんと私は奥の奥のバラクーダポイントへ。瀧本さんは入り口付近から探っていく。
3人で並んで釣り開始。
今日のルアーは昨日の教訓を元にバリエーションを持たせてきた。
ミノーで探るがまったく反応なし。
チヌ狙いに変えて、レーベルのレイダーを投入。
4cmくらいのシンキングペンシル。
ストップ&ゴーで引いてくるとコツコツとあたりが出る。
うほ!
しかし、針掛りせず。
同じように何度か引くがダメ。
今度はスローでずる引き。
するとまたコツコツとあたりが出る。
しかし乗らず。
左のほうから釣り人がやってくる。
ルアーマン3人。
サングラスにキャップにバンダナマスク。
典型的なベトナム人ルアーマンスタイル。
この狭い釣り場に入る余地ないよと思っていると、私のすぐ横2m程度に立ってルアーを投げ始める。
おいおい。
その距離感は領域侵犯でしょ。
といっても日本人とベトナム人では距離感が違うのよね。
関西人である俺からしても距離感短すぎと感じることもしばしば。
こっちは魚のいそうなところに投げるのではなく、ここからこっちは入ってくるなという意思表示のためにまっすぐに投げ続けるしかなくなる。
しかし、隣のアンちゃんはあろうことか俺の右のほうに投げ出す。
完全に妨害やん。
陸地の国境線伸ばしたらカンボジアやけどフーコックがベトナムに属している感覚か?
のど渇いたしジュースも飲みたいけど、今ここ離れたら絶対にこの場所とられるという確信に近いものがあり、のどの渇きを我慢して投げ続ける。
けっこう粘るがダメ。
ラパラのチビクランクに変えて攻めるもののこれにも反応なし。
ジグヘッドにワームで攻めるも反応なし。
うーん。
何で攻めるかな?
ルアーボックスを見渡していると、一つ試して良さそうなのがあった。
Fish ArrowのFlash-Jシャッド。
帰国した際にフィッシングマックスで280円の特価で購入したもの。
さっきアタリのあった底付近を跳ねさせながらリトリーブ。
数投粘るが来ない。
いっちょワインドやってみるかと竿を立ててあおり、緩めてを繰り返してワインドアクション。
数回のあおりのあと出るはずの糸のたるみが出ずに右のほうへ引っ張られていく。
おゃ!?
と思ったところで竿にしっかりとした魚の感触。
あまり引くこともなくあがってきたのはバラクーダ。
ようやく釣ることが出来ました。
魚を持ってGUREさんのほうへ行き、写真を撮ってもらう。
バラクーダ30cmくらい?11時54分。リリース。頭ばっかりでかいよね。
で、元の場所に戻ろうとすると、案の定、もう一人が俺が立っていた場所で釣っている。
ほんまに。
しばらくすると3人は別の場所に移動する。ほっ。
GUREさんが「来た!」と一声。みると竿が曲がっている。
おぉ、でかそう。
水面に水しぶきとともに魚がジャンプ。
50cmくらい?白銀の魚体、バラじゃないよね?
「あーっ、ばれた」とGUREさん。
暑い中粘って粘ってようやく食った一匹でしたが、ばれてしまいました。
魚は何だったのか?
パシフィックターポンか?
とにかく、みんなのやる気が出たのは確か。
しかし、そのあとは誰にもあたりが出ず、
1時ごろまでだったかな?2時ごろまでだったかな?納竿。
車までの道のりの長いこと長いこと。
瀧本さんはチヌを上げたとのことでした。
絶対何か釣ってるんだわ。すごいわ。
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