ニャチャン調査釣行 3月29-30日

2014年3月30日日曜日

アオリイカ エギ チャーカー ニャチャン ベトナム 寝台列車 釣り

t f B! P L
季節も暑くなってきたし新しい場所の開拓もしたい。ということでニャチャン調査をVAD事務局メンバーへ告知するとGUREさん、水面さんが参加に応じてくれました。

スケジュールは、
金曜日;深夜23時発の列車でニャチャンへ
土曜日;早朝着、ホテルに荷物を置いて釣り、船探し
日曜日;船が手配で来ていたら船で釣り、なければ陸釣り、夕方の飛行機でHCMへ戻る
というもの。

【ホーチミンからニャチャンまでの列車】
1区のファングーラオどおりに列車の切符を買える店があります。
住所は275C Pham Ngu Lao です。
中に入ると時刻表や値段表が貼ってあります。
時刻と料金はこのサイトでも確認できます。
時刻のページ; サイゴン駅の時刻がBinh Thuanの段に書かれていることに注意しましょう。
料金のページ;乗る列車が分かれば料金を調べることが出来ます。An DHがソフトベッドエアコン付きです。

で、切符を入手。





22時ごろサイゴン駅で集合し列車に乗ります。
一両づつお姉さんが乗車口に立って切符を確認して案内します。
23時出発。
あとは寝るだけ。

クーラーはガンガン効くので上着は必須です。
途中ファンティエットに停車したあとはニャチャンまで停車しません。

無事到着。
横になって寝たので足のむくみも取れて靴がややぶかぶか。ゆっくり休めた証拠ですね。

【ニャチャン1日目】
駅の周りにまともな食事が出来るところはないと知っているので、ホテルへ移動。
朝早いにもかかわらず、3部屋予約したうちの1部屋を開けてくれる。
みんなでそこに荷物を置いてぷらぷらとHung Vuong通りを歩いて朝飯を食べられるところを探す。
バイクの免許を持っている人はレンタルバイクも良いかもしれません。8-10万ドン/日で借りることが出来ます。

朝飯をガッツり食べた後ホテルへ戻り出撃準備。
アオリイカを釣ったとブログで紹介されていた堤防へ行く。

いやー、水きれいやわ。
みんなそれぞれルアー、サビキ、エギをセットして釣り開始。
GURE兄貴はエギでアオリイカを狙う。チェイスはあるみたい。
水面@さんはルアーで一発狙い?

Tさんはコンビニで買ったリゾートとんがり帽をかぶってエギを投げてます。
イワシ?も堤防のそばに見えるのですがサビキでも釣れていません。
コマセが必要なのかな?

Tさんがまったく反応のないエギに飽きて、ワームに変更。
サメット島でハタを何匹か釣っているので釣れるイメージが出来ているんでしょうね。

ナブラも時折見えるけど届かない。

そうこうするうちにTさんが今回の初釣果。
 オキエソ。9時18分。
とりあえずのボウズ逃れおめでとう!
Eat Sleep, Fish Tシャツのおかげか?

10時ごろまで粘って釣れないので場所を移動することに。

チャンフーどおりをさらに南へ下って峠の分かれ道でバオダイへ行く。
入場料を払って釣竿を持って海辺へ。
少し高台になっているのでニャチャンが一望できて気持ち良い。

釣り開始。
海草が生えているのでアオリイカが期待できますね。

磯の先のほうで釣っていたGUREさんにアタリがあったというのでそのそばへ行く。
おる所で釣るのが獲物を手にするための近道ですよね。
というか、エギの動かし方がいまひとつ分からないのでGUREさんの動きを盗ませてもらうという意味もあったのですが。

しかし、そう簡単にはきません。

少し疲れてきてふっと気が緩んでしゃくりのタイミングをゆっくり目に取った瞬間、ズシっと重みを感じる。
ん?
リールを巻くと思いながらもこちらに寄ってくるかんじ。根がかりとは違う。
そこでしっかりとした手応えを感じる。
のった!
2月に日本で買ってきたハンタウェイとHCMで買ったPENNのバトル3000の初の獲物ですよ。
特に問題もなく引き寄せて無事キャッチ。
今回の釣行の本命ゲットです。11時5分。
GUREさん「あー、そんな小さいエギ使ってる」
え?小さいの?

その後すぐにGUREさんにもヒット。
やや小型ですが、おなじく本命キャッチで笑顔の兄貴。11時15分。

このあと、すぐに風が吹き始め食いが止まる。
一瞬の時合いに二人で釣った感じ。

昼飯時になったので納竿。
しかし、暑い。

バイクに乗って港周辺を走っていると、地元のおっさんが声を掛けてくる。
船に乗って釣りに行かないか?と言う申し出。
どんな船か見に行き、値段を聞くと80万ドン。
やす!
1隻チャーターでニャチャンの前の島をどこでも行くと言う。
大きな魚は釣れないよ!とも。
今から乗ろうと言って来るが、腹も減っていたので明日6時に出航でお願いする。

で、今回のミッションの一つ、ニャチャンのブンカーを食べに行く。
Ngo Gia Tuのローカルのお店。床にはゴミが散らばっている。。。
ブンカーとピロシキを食べてからホテルへ帰り昼寝。


夕方釣行の前にさっき釣ったイカをGUREさんが刺身にしてくれました。
新鮮なイカの刺身をおいしくいただきました。
ロビーのテーブルを借りたのですが、このへんのおおらかさはミニホテルならではです。

夕方はホンチョン岬へ竿を出しに行く。
エギでアタリがないのでルアーにチェンジ。
ラパラのクランキンミノーでアタリがあるがフッキングできず。
そのあとも粘るが反応なし。

日も落ちて暗くなったので納竿。
シーフード食って、中部の小さなバインセオ食べて、釣り部遠足恒例のプリンで〆る。

部屋に帰って、今日のトラぶったPEを全部ほどいて予備に持ってきたナイロンに巻きなおし。
一日みっちり遊んだのですぐに寝る。

【ニャチャン2日目】
港に行くと船が待っている。
エビを200g買って船に乗り込む。

Hon Motの南東まで走りアンカーが投入される。
浅いし。
サビキ、餌、ルアー、エギなど投入するがまーったく何にも来ない。

とうとうサビキの針に持ってきたエビ餌、イカゲソをつけて釣り。
ルドルフさんの竿がしなる。結構良い引きをしているみたい。
上がってきたのは、
アイゴ。8時37分。本日最初の釣果。船頭さんがキープしました。

そのあとももう一匹追加しましたが、ほかの人にはアタリがなく移動。

「もっと深いところへ行ってください。」
「ここが一番深い、どこへ行っても同じだ」
船が出る前にはどこにでも希望するところへ行く。と言っておきながら実際にお願いすると自分の都合で却下だもんね。
べ式。
Hon Tamの切り立った崖のほうへ移動してもらう。

ここも浅い。
横でイカのかご漁をしている船がいる。
イカ釣れるんかな?

GUREさんが果敢にエギで攻めるが反応ないみたい。

Tさんの竿にアタリ。
何がかかったんでしょうか?
ハクセンタマガシラ。といってもガシラではなくイトヨリの仲間。9時19分。

ぽってりと良く太ってますねぇ。
そのあとすぐにもう一匹。
ハクセンタマガシラ、9時24分。もちろん船頭さんがキープ。

横で釣っている私にはアタリはあるもののハリにはかからない。
 
エギをあきらめてサビキに切り替えたGUREさんにも
 スズメダイ2匹。当人ボウズ逃れですごく良い笑顔なのですが、たっての希望でモザイク大きめで掛けています。

3名ボウズ逃れ VS 3名ボウズ
あせるなぁ。

再び移動要請。
「海草のあるところへ行ってください。」

で、結構走って着いたところが、、、海草ないやん。

GUREさんが何か上げる。
オコゼかな?めちゃくちゃ小さい。それでも1匹は1匹。10時50分。

結構深いけどね。わし、アタリないよ。
つか、サビキの針に餌つけて釣りしたのは初めてですわ。
ちょこっとだれてきたところで水面Jrの竿が曲がる。
大はしゃぎで上げると
おそらくアミメウマヅラハギ。良くやった!と褒めるまでもなくこのキメポーズ!10時53分。

ガーン!
残るは私と水面さんだけがボウズやん。

続いて水面さんにもアタリが。
結構竿がしなっている。いいなぁ。
たぶんミツバモチノウオ、ベラの仲間です。11時33分。
どわーっ。俺一人ボウズで置いてけぼりやん。

すぐさま水面さんがもう一匹釣り上げる。何じゃこりゃ?
いえいえ、それは目ではありませんよ。

とはいえ、誰の目にも目ん玉に見えるようでその名も「ヨツメトラギス」 11時40分。

昼時になったので海上レストランに行くが特に食いたいものもなくトイレだけ済ませてさらに釣り。
Hon Tam島の向かいのHon Mieu島へ行ってもらう。
昨年のゴールデンウィークにGUREさん夫婦がHon Tamの桟橋で小型のGTを確認しているのですよね。その向かいならどうでしょうか?
いまさらサビキで細かいの狙っても仕方がないのでルアーで攻めることにする。
黒く見える根の周辺を引っ張ってくるが反応なし。
思い切って根の上を引っ張ってくると、あら?海草が引っかかっている。
根に見えていたのは海草なのか?
それならと昨日結果を出したエギに切り替えて黒っぽいところを重点的に攻めていく。
来ないかなぁと水の中に目を凝らしてみるとなんやら茶色い小さい塊が動いているのが見える。
ちょうどエギの辺りやなぁと思っているとスーッと向こうのほうへ移動。
イカが泳いでるのか?と思ったとき竿に重みがかかる。
おりょ?
リールを巻くと確実な手ごたえ。イカが墨をブシュゥーっと吐いて抵抗するが引き寄せて無事キャッチ。
 コロッケサイズと言うやつですか?とりあえず最後に本日一番まともな獲物をキャッチ。13時31分。

GUREさんのエギにもチェイスあるが乗らない。
私もさっきと同じような小刻みしゃくりとのんびりフォールでまたまたずしりと手ごたえがくる。
ひひ。
今度はさっきよりもでかいよ。
ブッシューゥと墨を吐く。ひひひ。
無事ランディング。13時44分。
水面さんもエギに切り替えて投げ始める。
その後も何度かエギを抱いてくれるのだが合わせが早いのか墨を吐かれて逃げられるパターンが3回ほど。どれもコロッケサイズでしたが。

あとの3人は疲れて寝ており食いも止まったようで14時に引き上げる。

ニャチャンのフォーを食べてから、昨日のブンカー屋へ行きチャーカー(さつま揚げ)を各自購入してホテルへ戻る。

Tさんと二人で私のお気に入りの喫茶店CaPhe Phu Siへ行きカフェスアダー。Tさんが土産用のコーヒー豆を頼む。ここのんおいしいねん。
よく分からないけど隣の席のおっちゃんが、久しぶりに日本人と会ったということでおごってくれる。
カムオン!
サイゴンであれば「あやしい!」となるところだが、ニャチャンだと素直に「ありがとう」なんだよね。
ベトナムの地方はまだまだ良いんですなぁ。

釣ってきたイカは、ホテルの予約をしてくれた元部下にプレゼント。
アーリーチェックイン、レートチェックインともにOKで非常に助かりました。

空港での手荷物検査ゲートにてルドルフさんの手荷物が引っかかる。
リュックサックを開けられ指摘されたのは、さっき買ってきたチャーカー。
袋を持つ職員の手は汚いものを触るように指先でチャーカーの入った袋をつまんでいました。
ははは。
危うく没収廃棄されそうになったので職員のところに行き、
「何がアカンの?」
「チャーカーは機内持ち込みはアカン」
「なんで」
「臭いからアカン」
「預けたらええの?」
「それなら大丈夫」
「ほな返して。いまから荷物預けてくるわ」
という会話があり、無事持ち帰ることが出来ました。
やれやれ。

アオリイカは釣れたものの数は少なく型も小さかった。
ルアーではまったく釣れず、サビキでもラギのように落とすだけで食ってくるような状況にはめぐり合えず大物との出会いもなかった。
海がきれいなので小旅行としては楽しいものです。
1-2ヶ月ほどすればイカのサイズもあがるかもしれません。


###### データ ######
列車; SE4 ソフトベッド サイゴン駅23時発ニャチャン5時30分着 約60万ドン
ホテル; 2つ星、エアコン、ホットシャワー、バスタブあり、タオル薄い、朝食なし 35万ドン/部屋
船; 1隻チャーター 80万ドン ベトナム語必須
ニャチャン市内から空港へのタクシー; 36万ドン/イノーバ
飛行機; ニャチャン-HCM 約170万ドン








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